リファレンス(基準)の明確化。プログラムの明確化。

20160122

販売から1カ月の受注台数、約10万台と好調な新型プリウス。この記事を読んでいて僕の目検索に引っかかったのが、「クルマづくりのリファレンス(基準)の明確化」というもの。これによって前モデルをしのぐ素晴らしいハイブリッドカーに仕上がった最大の理由だとあげられています。

このリファレンスの明確化とは簡単にいうと、
こうあるべき、そーなるべき、どうなるべき、あーなるべき、とそういう無数の「べき論」を徹底的に共有化したとことをいう。

allout のプログラムもこのトヨタ式の言葉を借りるならば、このリファレンスの明確化に近いことを目指してやっているのではないかなと思います。

allout beatの開催期間だけではなく、キャンプ終了してからも、また夏に行われるZERO1も、開催地から離れていても、タイでもアジアでも、世界各地でこのリファレンスの明確化によって、伝えたい内容が明確であり、各選手が「習慣」として取り組むことができるようになっています。

今まで、「それって才能ある選手だからできるんでしょ!?」と言われていたことが、そうではなく、定義化、言語化、可視化、そしてリファレンスの明確化されたプログラムを取り組むことによって、けっして特別な「才能」というものがなくても、そのようなプレーをすることが可能になります。

そんなプログラム作りをこれからも目指していきたいと思っています。

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