先週は デ杯 ウイーク、世界各地でデ杯1回戦行われた。日本は デ杯アジアオセアニアゾーンⅠ 1回戦でインドネシアに勝利、2回戦へ勝ち進んだ。 2回戦ではインドを破った韓国を日本に迎え対戦する。 日本対韓国の 対戦成績は 10勝4敗。
ワールドグループ1回戦も各地で行われ、昨年のチャンピオン国チェコはベルデイッヒが単複3勝でフェデラー不在のスイスに勝利。5回優勝している強国スペインはナダル、フェレール、アルマグロなどが不参加でカナダに敗れた。
日本は2回戦、韓国に勝つとUSオープン後、9月13日から15日、ワールドグループ・プレー・オフを戦う事になる。その対戦国はワールドグループ1回戦で敗れたスペイン、スイスなどになる可能性もある。
アメリカはブラジルを迎え対戦、初日2勝したが、なんと2日目で世界1のダブルスペアー、ブライアン兄弟が敗れてから歯車が狂う。
最終日、NO.1のイスナーが2-1リードから敗れ、最終試合NO.2対決ではクエリーが第1セットを落とすと言う大苦戦があった。
「何が起こるかわからない!」それがデ杯だ。 日本も結果を見ると5-0だったが、
2日目のダブルスは危なかった。
金子英樹 もし僕がモウリーニョだったら(もし僕が日本デ杯監督だったら)
「内山選手をダブルスに出場させない。「勝てないから」、とかその様な理由ではない。
昨日の試合が「伊藤、添田共にランキングが格下の選手に苦戦!」となっていたら、もしかしたら内山選手を出場させるかもしれない。
しかしあまりにも圧勝すぎた。’雰囲気が悪すぎる’ではなく’雰囲気が良すぎる’のである。」
さすが1997年デ杯アジアプレーオフ、ウズベキスタン戦、最終試合で 6-3 4-6 6-1 6-4 で日本のグループⅡ降格を救った 金子英樹 のするどい見解だ。
内山靖崇はデ杯初出場で苦しんだが勝利を飾り貴重な経験ができた。
この勝利はプロテニスプレイヤー内山靖崇にとってきっと役立つ勝利だと思う。
初出場の内山を引っ張った伊藤竜馬にとっても。
これからの活躍を期待したい。
<デ杯アジアオセアニアゾーンⅠ>
日本 5-0 インドネシア
○伊藤竜馬 62 62 64 ●C ルンカット
○添田豪 60 60 61 ●W ヌグロホ
○伊藤竜馬/内山靖崇 64 57 26 75 62 ●C ルンカット/E シー
○杉田祐一 61 63 C ルンカット
○内山靖崇 61 63 ●W ヌグロホ
インド 1-4 韓国
●R. VIRALI-MURUGESAN 16 06 16 ○Min Hyeok CHO
●V. MALIK 46 57 0-3 ○Suk-Young JEONG
○L. PAES/P. RAJA 64 76(5) 62 ●Y. LIM/J. NAM
●R. VIRALI-MURUGESAN 46 46 26 ○Suk-Young JEONG
●V. MALIK 26 46 ○J. NAM
アジアオセアニアゾーンⅠ ドロー
<ワールドグループ1回戦>
○カナダ 3-1 ●スペイン
強国スペインNO.1不在、カナダNO.1ラオニッチ活躍
○イタリア 3-2 ●クロアチア
イタリアNO.2活躍
●ベルギー 0-3 ○セルビア
セルビア 世界NO.1のジョコビッチ活躍
○アメリカ 3-2 ●ブラジル
アメリカ、ブライアン兄弟敗れ大苦戦
○フランス 3-0 ●イスラエル
プレー・オフで日本を破ったイスラエルだったが
○アルゼンチン 3-0 ●ドイツ
モナコ活躍
○カザフスタン 3-1 ●オーストリア
アジア代表のカザフスタン2回戦へ
●スイス 1-3 ○チェコ
フェデラー不在、ワウリンカ ベルデイッヒに敗れる
ワールドグループ・ドロー
頑張れ日本チーム! 2013年は130ヶ国が デ杯 に参加している。
添田 豪 ブログ
添田 豪 データー 1984年9月5日生れ 28歳
伊藤竜馬 ブログ
伊藤竜馬 データー 1988年5月18日生れ 24歳
杉田祐一 ブログ
杉田祐一 1988年9月18日生れ 24歳
内山靖崇 データー 1992年8月5日生まれ 20歳
(記事 塚越 亘 写真 伊藤功巳 テニスジャパン)