8月4日、CITI OPEN(ATP500)。

錦織圭準々決勝ビデオ・ハイライト

準々決勝が行われ、錦織圭(日清食品)は、主催者推薦、20歳のトミー・ポールに3度のマッチポイントを握られるが、3-6、7-6(8)、6-4と大逆転し4強を決めた。

T.ポールは5月17日に20歳になったばかりの選手。
まだ200位台の選手だが、2015年フレンチ・オープン・ジュニアに優勝しているアメリカ期待の選手。
ATPのメディアガイドの顔写真だと25,6歳に見える。プレーぶりも落ち着きがあり20歳には思えない。

ストロークが安定している上に時々放つバックの強打が破壊力あり、コートカバーの良い錦織でもストローク・エースを決められていた。

錦織は昨晩のデルポトロ戦のできに比べるとミスも多く不安定なプレーだ。
相手はプレッシャーなく思い切り向ってくる。
初対戦と言う事もあるのだろう。

第1セットを3-6で落とし。第2セットも先にブレークを許す苦しい展開。

錦織サーブの3-5では、ゲーム・ポイントではダブルフォルトを犯しデュースにしてしまう。

3度目のデュース、バックのダウン・ザ・ラインを抜かれ、マッチポイントを握られてしまった。
凄いラリー戦が続き、錦織、23回目の放ったショットはドロップ・ショット!

このゲームをキープすると、ここで錦織の本領発揮、ブレーク・バック。5-5とする。

6-6でタイブレークに突入。

5-5、錦織のバックがネットで5-6と2度目のマッチポイント!を握られる。
フォアで攻め勝ち、6-6。

錦織は7-6とセットポイントを掴み、
勝負をかけ、フォアの回り込みストレートを放つが惜しくもワイド。

ポールにフォアのウィナーを決められ、7-8と3度目のマッチポイントをまたまた握られた。

錦織の粘りに、ポールはプレッシャーを感じていたのだろうか?
ストロークをワイドにミス、8-8に。

9-8、錦織の2度目のセットポイント

ポールのショットはロング 3度のマッチポイントをセーブして、10-8と第2セットを取り返した。

ファイナル・セットも苦しい展開、
第2ゲームでブレーク・ポイントを2本握られるがキープ1-1。

そのピンチを逃れると第3ゲームをブレークする。

5-4,錦織のサービング・フォ・ザ・マッチ、
40-15のマッチポイントはTへサービス・エース級のサーブを決め
2時間39分の激戦、崖っぷち からの勝利だ。
錦織が取ったポイント総数は115。ポールはそれより4ポイントも多い119だった。
テニスでは負けたが、勝負には勝った錦織だった。

準決勝ではこれまた期待の若手、今や堂々と8位のアレクサンドル・ズベレフ(20歳、ドイツ)と対戦する。
試合開始は現地5日の19時(日本時間6日、午前8時)以降の予定だ。

錦織圭 準決勝を読む
<<準決勝>>
8]J.Sock(USA) vs 15]K.Anderson(RSA)
2]錦織圭 vs 5]A.Zverev(GER)
<<準々決勝>>
〇15]K.Anderson(RSA) 64 46 63 ●Q]Y.Bhambri(IND)
〇8]J.Sock(USA) 75 64 ●3]M.Raonic(CAN)
〇5]A.Zverev(GER) 62 64 ●D.Medvedev(RUS)
〇2]錦織圭 36 76(8) 64 ●W]T.Paul (USA)
錦織圭準々決勝ビデオ・ハイライト
第一シード、ティエム、マッチポイントあったが敗れた!
3回戦ビデオ・ハイライト
錦織圭デルポトロ戦インタビュー
<<全3回戦>>
○15]K.Anderson(RSA) 63 67(6) 76(7) ●1]D.Thiem(AUT)
○Q]Y.Bhambri(IND) 67(5) 63 61 ●G.Pella(ARG)
○3]M.Raonic(CAN) 76(7) 63 ●M.Baghdatis(CYP)
○8]J.Sock(USA) 76(6) 62 ●J.Donaldson(USA)○5]A.Zverev(GER) 75 75 ●T.Sandgren(USA)
○D.Medvedev(RUS) 64 62 ●4]G.Dimitrov(BUL)
○W]T.Paul (USA) 67(3) 64 63 ●11]G.Muller(LUX)
○2]錦織圭 64 75 ●13]J.del Potro(ARG)
<<2回戦>>
〇2]錦織圭 63 46 76(5) ●D.YOUNG(USA)
<<1回戦>>
T.SANDGREN(USA) 76(2) 63 ●添田 豪
CITI OPENデーター
ATPツアー500:ATPワシントンDC
賞金総額:$2,002,460(約2.2億円)
優勝賞金:$355,460(約4千万円)
大会会場:Rock Creek Park Tennis Center
期間:07/30 – 08/0/2017
オーダー・オブ・プレー
ライブスコア
現地時刻(時差-13時間)
2015年CITI OPENチャンピオンは錦織圭

記事:塚越亘/塚越景子 photo佐藤ひろし/TennisJapan