前回に引き続き、テニス生観戦についてお届けしていきたいと思います。

今回は、マナーについてです。

「ずっと静かにしなくちゃいけないのかな?」「いつ移動していいんだろう?」というところがテニス現地観戦の気になるところ…
野球やサッカーなどと違ってテレビ中継を観ていても静かなので、少し不安になりますよね。

たしかに席移動のタイミングや、声出しの瞬間などマナーを守らないと試合が止まってしまうこともあります。
ただ、そんなに難しいことはないので安心してください。
テニスは繊細なスポーツです。
マナーは選手が集中して能力を発揮し、素晴らしいプレーをできるようにあるもの。

マナーを守って最高の試合を見届けましょう!
(※大会や会場によって設けているルールが異なるため、ご確認ください)

①客席を移動する時はセット間orチェンジエンド間に

試合を見に来たものの既に試合が始まっていた、または、試合中お手洗いに行きたい、など試合中にも観客席を移動したいタイミングは出てきます。そのような時は、セット間、またはチェンジエンドの間にしましょう。

チェンジエンドは基本的に奇数ゲームの終わりと覚えておけば良いのですが、第1ゲームの終わりだけは例外です。

選手に座って休憩が認められていないためエンドチェンジの時間が短く、観客も移動することができません。
ですので、セットが始まってしまったら、移動できるのは第3ゲーム終了後ということになります。

大きな大会であれば、客席の入り口のところにロープが張ってあり、係の方が立っていて移動可能なタイミングを教えてくれるのですが、そうではない場合もあるので注意しましょう。

移動はできないものの、外からコロシアム内に入ってくる場合、客席の入り口からは試合を観戦することができます。テニスはなかなか時間が読めないスポーツなので、なかなか席に戻れず客席の入り口から観戦することもあります(笑)。

②声出しはポイント間に

お目当ての選手がいたら一生懸命応援したくなるもの。テニスも大いに応援OKです!

ただ注意してほしいのは、選手がサーブモーションに入ってポイントが終わるまではお静かに…というところ。
選手が集中してプレーできるようにこちらは守っていきましょう。
選手がサーブする位置についたら、拍手や声援を一旦ストップして静寂をつくります。
ポイントが終わったら声がけや拍手でぜひ選手へ応援の気持ちを届けてください。

代表戦ではスティックバルーンを使って応援もできます!応援団に合わせて皆で鳴らすのはとても楽しいです。

③フラッシュ撮影は禁止

憧れの選手や素晴らしい試合を目の前にすると、その瞬間を写真におさめたいと思いますよね。
ただ、ここで注意なのがフラッシュ。試合中、選手の妨げになるのでNGです。あらかじめオフになっているのか?確認しましょう。

また、大会によっては動画NGなところも多いです。
撮影に関する注意事項は、貼り紙をしている大会が多いので、行った際にご確認ください。

繰り返しになりますが、マナーは選手が集中してプレーするためにあるものです。
みなさん、選手の素晴らしいプレーを生で見たいという気持ちは一緒だと思うので、マナーを守って観戦しましょう!

ここまでマナーについてお話してきましたが、難しいマナーはありませんので実際に観戦にいってみたらテニスの生の迫力に夢中になっていただけるはず!私自身も、初回の時こそは心配な気持ちもありましたが、実際に行ってみると、移動も人の流れについていけばOKですし、何より画面を通すのとはまるで違う迫力に夢中になりました。

それではみなさん、引き続き楽しいテニスライフを♪