みなさん、こんにちは!川又智菜美です。
東レパンパシフィックオープンテニス2024本戦もスタートしましたね!
日本でのテニス観戦月間も終盤に差し掛かってきました。連日、数々の熱い試合を見ることができてテニスファンとしてとても嬉しいです。

東レPPOテニス本戦、私も初日に早速観戦に行ってきました。

この日は、2021年の全米オープン準優勝のレイラ・フェルナンデスが登場!

わずか19歳で全米オープンの決勝に立ち、自分より一つ年下のラドゥカヌと戦ったあの試合は記憶に残っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな彼女が初来日して試合を戦うということで、私は現地観戦できることをとても楽しみにしていました!彼女の試合を中心に初日を振り返ってみたいと思います。

本戦初日には、日本人選手も多く登場しました。
シングルスに本玉真唯選手、山口芽生選手、ダブルスには清水綾乃選手、清水映里選手。
惜しくも敗北してしまいましたが、素晴らしい戦いをみせて観客を沸かせてくれました。

ヴァーヴァラ・クラシェバvs本玉真唯

本玉選手、セカンドセット本当に惜しかった…!どんどん乗ってきているように見えて、ガッツポーズも増えてきてファイナルセットに持ち越せると思ったのですが、惜しくもタイブレークでとられてしまいました。

ビアンカ・アンドレースクvs山口芽生

毎トーで優勝して予選ワイルドカードを獲得し、本戦に上がってきた山口選手。パワフルな打ち合いで、見応えのある試合でした。

清水綾乃&清水映里vsピンタン・ピープシュ&ツァオ・チアイ

10ポイントタイブレークにまでもつれ込んだこちらの試合。セカンドを清水選手たちが6-2でとっていたので、その流れをもっていけるか?と思っていたのですが…残念でした。

レイラ・フェルナンデスvsアリアクサンドラ・サスノビッチ

そもそもこちらの試合、フェルナンデス選手の相手は元々トムヤノビッチ選手でした。しかし、当日の数時間前にトムヤノビッチ選手が棄権したということで急遽ラッキールーザーのサスノビッチ選手へと対戦相手が変更されました。こんなに土壇場で変更されるものなんだ!と驚きました。

ラッキールーザーで出場となったサスノビッチ選手は1994年生まれの30歳。選手紹介を聞いていて同い年ということを知り、興奮しました。彼女のサーブフォームが特徴的で、ラケットをはじめから上にかついでグッと足を踏ん張るところからスタートします。

そんなサーブが今日はダブルフォルトが多かったのが残念ですが、射抜くような彼女のボールは見ていて気持ちが良かったです!

ファーストセットは7-5でサスノビッチ選手がとります。

先ほど2021年の全米オープンの話をしましたが、実は私がフェルナンデス選手のファンになったのはその時ではありません。どちらかといえば、あの時私はラドゥカヌ選手派でした(笑)ただ今は、フェルナンデス選手は応援している選手の1人です。

ご存知の方が多いと思いますが、彼女はこの2年くらいダブルスにも力を入れています。
2023年の全仏オープンではタウンゼント選手と組んで準優勝もしているくらいです。
シングルスでは、割と淡々と冷静にプレーするイメージですが、ダブルスになるとペアとのやりとりから違った一面を発見することができるんです!!(このペア間のやりとりを見るのも私の中でダブルスを見るにあたって大きな楽しみのひとつです)
ポイントをとった後に笑顔を見せたり、真剣な表情でも、作戦を話し合ったりしている場面はシングルスのそれとはまた雰囲気が変わります。
大体彼女がペアを組む選手は彼女より年上なのもあってか、なんとなく妹っぽいような雰囲気になるんです。
その姿がなんともシングルスとのギャップを感じて可愛らしく、一気にファンになってしまいました。

ダブルスにも力をいれているので、タッチが光る場面ももちろんありました。
セカンドセット、第4ゲームは15分以上かかるなど熾烈な戦いとなりましたが、最後に強烈なリターンをフェルナンデス選手が打ってセットポイントを決めます。

そしてファイナルセット、フェルナンデス選手からみて5-2の場面でサスノビッチ選手が体調不良のため棄権という選択をとります。元々の対戦相手も棄権し、結局対戦した相手も棄権という試合の幕切れとなりました。

今大会、棄権する選手が多く心配ですが、みなさん早く良くなるようお祈りしています。
これからも豪華な選手たちがたくさん登場する予定です。

どんな試合が繰り広げられるのか?楽しみですね。
それでは皆さん、引き続き楽しいテニスライフを♪