★グランド・スラム
■Wimbledon – Wimbledon, Great Britain (Grass)
英国のロンドンで開催されている芝の4大大会、ウィンブルドン選手権(賞金総額13,725,000ユーロ、芝)が21日、大会初日を迎え、センターコートのオープニングマッチに第1シードのロジャー・フェデラー(28歳、スイス)が登場、世界ランク60位のアレハンドロ・ファリャ(26歳、コロンビア)に、5-7 4-6 と2セットダウンにされるも、そこから息を吹き返し第3セット以降 6-4 7-6(1) 6-0 で逆転。苦しみながら初戦を突破した。


この日、フェデラーはファースト・サービスの確率が59%、ダブルフォルトが7本、アンフォースド・エラー(凡ミス)が相手のファリャを上回る40本など、本来の調子ではなかった。第1、2セットはファリャの勢いに押されエラーが続出、左利きのファリャにバックサイドを狙われ苦しむ展開で第1、2セットを落とす。
第3セットはフェデラーが取り返し、ピンチは第4セット。5-4 でファリャのサービス・フォー・ザ・マッチ、このサービスゲームをキープすれば大金星であったが相手は王者フェデラー、急に勝ちへのプレッシャーが出たファリャはダブルフォルトを犯すなど萎縮したプレーをしてしまう。フェデラーはその隙を逃さずブレークに成功すると、勝負はタイブレークに突入。完全に自信を取り戻したフェデラーは一気にタイブレークを取ると、ファイナルセットは圧巻の 6-0 で、3時間18分の試合を締めくくった。
またこの日、第3シードのノバク・ジョコビッチ(23歳、セルビア)も、世界ランク68位のオリビエ・ロクス(29歳、ベルギー)相手に、4-6 6-2 3-6 6-4 6-2 と苦しみながら初戦を突破した。試合時間は3時間51分であった。
フェデラーと同じく大逆転勝利を飾ったのは、第7シードのニコライ・ダビデンコ(29歳、ロシア)。世界ランク95位のANDERSON, Kevin(24歳、南アフリカ)に 3-6 6-7(3) とリードを許すも、そこから執念を見せつけ 7-6(3) 7-5 9-7 で見事に逆転で勝利した。こちらも試合時間4時間13分のロングマッチとなった。
そして、この日一番の波乱は、第11シードのマリン・チリッチ(21歳、クロアチア)が、世界ランク59位で、3年振りのウィンブルドン出場となったのフロリアン・メイヤー(26歳、ドイツ)に2-6 4-6 6-7(1)のストレートで敗れる波乱が起きた。チリッチは一度のサービス・ブレークを奪うことなく31個のアンフォースド・エラー(凡ミス)を犯し、1回戦で敗れた。
初日から、上位シード勢が苦しみながら初戦を突破した形となったウィンブルドン2010、大会2日目となる22日は先の全仏オープン優勝で世界ランク1位に返り咲いたラファエル・ナダル(24歳、スペイン)が登場。相手は日本期待の錦織圭(20歳)。また、全仏オープン2009、2010年連続で準優勝のロビン・ソデルリング(25歳、スウェーデン)、第4シードでイギリス期待のアンディ・マリー(23歳、英国)らが登場。ボトムハーフのシングルス1回戦が実施される。
ライブスコアはこちら(大会公式サイト)

グランドスラム:13,725,000ユーロ Wimbledon

男子シングルス
1回戦

【トップハーフ】
ロジャー・フェデラー(スイス)[1] 5-7 4-6 6-4 7-6(1) 6-0 ●アレハンドロ・ファリャ(コロンビア)
○BOZOLJAC, Ilija(セルビア)(Q) 7-6(3) 3-6 6-3 7-6(7) ●ニコラス・マスー(チリ)
○ アルノー・クレマン(フランス) 6-3 3-6 6-4 7-5 ●ヤンコ・ティプサレビッチ(セルビア)
○ピーター・ルクザック(オーストラリア) 2-6 7-6(3) 6-2 7-5 ●トミー・ロブレド(スペイン)[30]
フェリシアーノ・ロペス(スペイン)[22] 7-6(2) 3-6 6-2 6-3 ●LEVINE, Jesse(米国)(L)
○BERANKIS, Ricardas(リトアニア)(Q) 6-2 6-0 3-6 7-6(5) ●BALL, Carsten(オーストラリア)(Q)
ビクトル・トロイツキ(セルビア) 6-3 6-4 6-1 ●イゴール・クニツィン(ロシア)
ユルゲン・メルツァー(オーストリア)[16] 6-3 4-6 6-2 6-3 ●BROWN, Dustin(JAM)