★グランド・スラム
■Wimbledon – Wimbledon, Great Britain (Grass)
英国のロンドンで開催されている芝の4大大会、ウィンブルドン選手権(賞金総額13,725,000ユーロ、芝)は、大会10日目の30日、男子シングルスの準々決勝が行われ、昨年の覇者であり、今大会第1シードのロジャー・フェデラー(28歳、スイス)が、世界ランク13位、第12シードのトーマス・ベルディハ(24歳、チェコ)に 6-4 3-6 6-1 6-4 で敗れる波乱が起きた。


この日、ベルディハは196cmと長身から振り下ろされる角度のある力強いサービスを軸にパワーテニスを展開、フェデラーのボールが少しでも浅くなると高い打点から強烈なフォアハンドを打ち込んでいった。対するフェデラーは、レシーブゲームではデュースまでいくも、そこからがポイントを奪いきれず、8度あったブレークチャンスを1度しか成功させることができなかった(ベルディハは6度中4度成功)。第4セットも先にブレークを奪われ、ブレークバックすることができずに敗れた。
ベルディハのパワーテニスに屈した形となったフェデラー、今大会はピート・サンプラスが持つ歴代ウィンブルドン選手権最多優勝回数7回に届くかと期待されたが、その夢は叶わなかった。また、決勝まで進めなかったのは2002年以来のことで先の全仏オープンに続きBEST8止まりとなった。この敗退により、来週発表される最新ランキングでは、3位に転落することが確定した。
一方ベルディハは先の全仏オープンに続いての4強入り。ウィンブルドンでチェコの選手が準決勝に進んだのは、1990年のイワン・レンドル以来となった。
またボトムハーフの準々決勝、先の全仏オープン決勝と同じカードとなった第2シードのラファエル・ナダル(24歳、スペイン)と、第6シードのロビン・ソデルリング(25歳、スウェーデン)の一戦は、3-6 6-3 7-6(4) 6-1 でまたもナダルに軍配が上がった。4強入りしたナダルは2008年以来となる、2度目の優勝を目指す。
第3シードのノバク・ジョコビッチ(23歳、セルビア)は、アジアで唯一勝ち残っていた廬彦勲(ルー・エンスン、26歳、台湾)を 6-3 6-2 6-2 のストレートで一蹴し4強入りを決めた。
第4シードで、イギリス期待のアンディ・マリー(23歳、英国)も、ジョーウィルフリード・ツォンガ(25歳、フランス)に対し 6-7(5) 7-6(5) 6-2 6-2 で勝利し、こちらも4強入りを決めた。
大会も終盤に差し掛かり、優勝争いに注目が集まる。大会11日目となる7月1日は男子シングルスの試合は行われず、2日に準決勝2試合が行われる。
その準決勝、ベルディハは、ジョコビッチと対戦。過去の対戦成績は2勝0敗でジョコビッチがリード。そして、ナダルはマリーと対戦する。こちらは、7勝3敗でナダルがリードしている。ナダルは2度目の優勝を、他の3選手は初優勝を狙う。
ライブスコアはこちら(大会公式サイト)

グランドスラム:13,725,000ユーロ Wimbledon

男子シングルス
準決勝

【トップハーフ】
トーマス・ベルディハ(チェコ)[12] vs ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[3]
【ボトムハーフ】
アンディ・マリー(英国)[4] vs ラファエル・ナダル(スペイン)[2]

準々決勝

【トップハーフ】
トーマス・ベルディハ(チェコ)[12] 6-4 3-6 6-1 6-4 ●ロジャー・フェデラー(スイス)[1]
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[3] 6-3 6-2 6-2 ●廬彦勲(台湾)
【ボトムハーフ】
アンディ・マリー(英国)[4] 6-7(5) 7-6(5) 6-2 6-2 ●ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)[10]
ラファエル・ナダル(スペイン)[2] 3-6 6-3 7-6(4) 6-1 ●ロビン・ソデルリング(スウェーデン)[6]

4回戦

【トップハーフ】
ロジャー・フェデラー(スイス)[1] 6-3 6-2 6-3 ●ユルゲン・メルツァー(オーストリア)[16]
トーマス・ベルディハ(チェコ)[12] 4-6 7-6(1) 7-5 6-3 ●BRANDS, Daniel(ドイツ)
———-
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[3] 7-5 6-4 3-6 6-4 ●レイトン・ヒューイット(オーストラリア)[15]
廬彦勲(台湾) 4-6 7-6(3) 7-6(4) 6-7(5) 9-7 ●アンディ・ロディック(米国)[5]
【ボトムハーフ】
ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)[10] 6-1 6-4 3-6 6-1 ●ジュリアン・ベネトー(フランス)[32]
アンディ・マリー(英国)[4] 7-5 6-3 6-4 ●サム・クエリー(米国)[18]
———-
ロビン・ソデルリング(スウェーデン)[6] 6-2 5-7 6-2 3-6 7-5 ●ダビド・フェレール(スペイン)[9]
ラファエル・ナダル(スペイン)[2] 6-4 6-2 6-2 ●ポールアンリ・マチュ(フランス)

3回戦

【トップハーフ】
ロジャー・フェデラー(スイス)[1] 6-2 6-4 6-2 ●アルノー・クレマン(フランス)
ユルゲン・メルツァー(オーストリア)[16] 4-6 6-3 6-2 6-4 ●フェリシアーノ・ロペス(スペイン)[22]