★グランド・スラム
■Wimbledon – Wimbledon, Great Britain (Grass)
1日、英国のロンドンで開催されている芝コートの4大大会、ウィンブルドン選手権(賞金総額14,600,000ポンド、芝)は、シングルスの準決勝が行われ、第2シードのノバク・ジョコビッチ(24歳、セルビア)が、第12シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(26歳、フランス)を、7-6(7-4) 6-2 6-7(9-11) 6-3 のセットカウント3-1で下し決勝進出と、ラファエル・ナダル(25歳、スペイン)に代わってのランキング1位を決定させた。


ジョコビッチが、準々決勝で第3シードのロジャー・フェデラー(29歳、スイス)を力でねじ伏せたツォンガを下した。
第1セット、第1ゲームを先にツォンガがサービスブレークを奪うスタートになった。第10ゲームでジョコビッチがブレークバックに成功、5-5に追いつくと、勝負はタイブレークに突入した。タイブレークではジョコビッチが2つのミニブレークを奪い7-4で制した。65分を要した第1セット、ジョコビッチはアンフォーストエラー(凡ミス)が3本と、ミスの少ないテニスを展開した。(ツォンガ14本)
第2セット、ジョコビッチの安定したテニスは崩れない。第1セットでは12本のウィナー(エース)があったツォンガだったが、このセットは3本に押さえ込まれ、2つのブレークを許し6-3でジョコビッチが連取した。
第3セットは両者2つずつのサービスブレークを奪うと、第1セットに続いてタイブレークに突入した。途中、ジョコビッチのマッチポイントも2つあったが、ツォンガが踏ん張り11-9でセットを奪い返した。
第4セット、第2ゲームに先にブレークを奪ったのはジョコビッチ。その後は、両者サービスキープを続け、ジョコビッチはツォンガの反撃を許すことなく6-3で試合を決めた。
勝負が決まった瞬間、ジョコビッチは芝生の上に大の字になり、喜びを表現。起き上がると空に向かって人差し指を上げ、世界ナンバー1になった喜びを爆発させた。
この試合、ツォンガの攻撃力と、ジョコビッチのディフェンス(守備)力の勝負になると予想されたが、結果的にはジョコビッチのリターンが冴え、ツォンガのサービスエースを12本に抑えた。そして何より、ジョコビッチのアンフォーストエラーが13本と、終始崩れない安定したテニスを展開した。
この結果、ジョコビッチは、ナダルの結果を待たずして大会終了後のランキング1位を確定させてた。
長きに渡って、ロジャー・フェデラー(29歳、スイス)と、ラファエル・ナダル(25歳、スペイン)が王者に君臨してきたが、この2人以外がランキング1位になるのは、2004年1月以来のことになる。
この2人の陰に隠れるかたちで、「第3の男」と呼ばれてきたジョコビッチだったが、今シーズンは開幕から41連勝、全豪オープンを含め7大会で優勝し、ついに頂点に上り詰めた。
ウィンブルドン初の決勝進出を決めたジョコビッチは、この後に行われる第1シードのナダルと4シードのアンディ・マリー(24歳、英国)の勝者と決勝戦で対戦する。
◆関連サイト
ライブスコア(大会公式サイト)