31日、オリンピック男子シングルス2回戦、世界ランク18位で第15シードの錦織圭（22歳）は、同48位のニコライ・ダビデンコ（31歳、ロシア）と対戦し、4-6、6-4、6-1の接戦を制し、2回戦を突破した。
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※写真は、2回戦で逆転勝利し16強入りを決めた錦織圭
ダビデンコのサービスゲームをブレークし、幸先よいスタートを切った錦織だったが、元世界ランク3位のダビデンコに要所を決められ、ファーストセットを落としてしまう。
しかし、セカンドセット以降、錦織は力強いストローク、そしてスライスを使って、ボールに緩急をつけるなどしてダビデンコを翻弄する。セカンドセットを6-4で奪いセットカウントをイーブンにすると、ファイナルセットは、ダビデンコに付け入る隙を与えずにマッチポイントを迎え、最後はダビデンコのセカンドサーブをフォアに回り込んでリターンエースを奪い、3回戦進出を決めた。
3回戦で錦織は同5位で第4シードのダビド・フェレール（30歳、スペイン）と対戦する。
ロンドンオリンピック
男子シングルス
2回戦
○錦織圭［15］ 4-6 6-4 6-1 ●ニコライ・ダビデンコ
1回戦
○錦織圭［15］ 7-6（4） 7-6（4） ●バーナード・トミック
○マルコス・バグダティス 6-7（8） 7-6（7） 6-2 添田豪
○ミロス・ラオニック 6-3 6-4 ●伊藤竜馬
男子ダブルス
1回戦
○ロジャー・フェデラー／スタニスラス・ワウリンカ 6-7（5） 6-4 6-4 ●錦織圭／添田豪
