22日、東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森コートで行われている、東レPPOテニスの予選2回戦で、世界ランク152位の奈良くるみ(20歳)は、同109位のエレニ・ダニリドゥ(30歳、ギリシャ)と対戦し、6-2、2-6、6-3で勝利し、本戦出場を決めた。
第1セット、第3ゲームで奈良はブレークされるが、そこから、ムーンボールを入れたり、時にはネットに出て相手にプレッシャーをかけて、徐々に自分のペースに流れを引き寄せ、5ゲームを連取してこのセットを奪う。
しかし、第2セットに入ると奈良は、チャンスボールがわずかにアウトし、そこからリズムを崩したのか、2-6で落としてセットカウントをイーブンにされてしまう。
ファイナルセットは、第3ゲームを奈良がサービスをキープできず、落としてしまうが、第1セットと同じように、このブレークされたのをきっかけに5ゲームを連取し、勝利を収め、東レPPOテニスの本戦出場を決めた。
23日からの本戦に出場する日本人選手は、同108位のクルム伊達公子、同83位の森田あゆみ、奈良くるみの3人となった。
写真は、東レPPOシングルス予選2回戦で勝利を収め、本戦進出を決めた奈良くるみ
東レPPOテニス
シングルス予選
2回戦
○奈良くるみ 6-2 2-6 6-3 エレニ・ダニリドゥ(ギリシャ)