
1月24日(土)から26日(月)までの3日間、『Growing 2025 Final』が静岡県伊東市の小室山公園テニスコートで開催された。本大会は、日本全国で行われた地区予選を勝ち抜いた各カテゴリーの優勝・準優勝者が集う決勝大会で、各世代の強豪たちが一堂に会する。
昨年から9歳以下が加わり、今年も9、11、13、15歳以下の4カテゴリーで実施。昨年は約280名が参加したが、今年はさらに規模を拡大し、約380名がエントリーした。開会式では杉本憲也伊東市長も挨拶に訪れるなど注目も高い。近年の盛り上がりについて、大会ディレクターの上原隆明(ファイブフォー株式会社)氏は次のように語る。
「大会の様子が口コミで広がり、予選会の参加者も年々増えています。Finalには山形から沖縄まで、全国30都府県から選手が集まりました。さまざまな地域の選手と対戦できる点も、この大会の魅力のひとつです。園部八奏、大垣心太郎選手をはじめ、世界・全国レベルで後に実績を残すトップジュニアがGrowing Finalに出場しており、次世代を担う選手たちの現在地と成長を体感できる大会になっています」
参加者の増加に伴い、今年は初日から3日間にわたって本戦トーナメント戦を実施し、あわせてコンソレーションが行われた。2度目、3度目の出場となる選手も多く、経験を重ねた選手たちの成長が随所に見られた。
11歳以下女子優勝の松本彩希選手(グリーンテニスプラザ)は「去年は準優勝で、決勝は重みがぜんぜん違うことを学びました。今回も緊張しましたが、それを乗り越えることができました」とコメント。また、15歳以下男子優勝の加藤遙真選手(PROGRESS)は「これまでは予選や1回戦で負けていました。それで取り組み方を変えて、今回は粘り強いプレーを続けることができました」と振り返り、大会での経験が、今大会でのプレーに生かされたことを感じさせた。
この大会のもう一つの特徴が、家族で訪れても一日中楽しめる多彩な企画だ。球入れや的当て、ピックルボール、トレーニング体験、体力測定など身体を動かすレクリエーションに加え、太鼓を使ったワークショップも実施。昼食時には、地元伊東のグルメを含めた食を楽しむキッチンカーが並び、会場は大いに賑わいを見せた。
さらには、スポンサーであるHEADの試打会も行われ、24日に中野龍一郎プロ、25日に尾﨑里紗プロらが来場してクリニックを実施。選手たちも試合だけではなく、貴重な体験を通じて充実した日々を過ごしていた。
大会優勝者にはHEADとの用具提供の権利や、Growing 主催のオーストラリア9日間遠征では、MVPに選出された選手へ同遠征に使用できる20万円の遠征補助金が授与された。MVPと各カテゴリー入賞者は以下のとおり。

【大会結果】
MVP:泉 勇志(TEAM YONEZAWA名古屋)
◆9歳以下女子
優勝/大山口陽花(ITM TEAM) 準優勝/伊藤咲笑(ノアインドアステージ姫路)
◆9歳以下男子
優勝/牧野航大(有明ジュニアテニスアカデミー) 準優勝/高橋遼馬(ニッケコルトンTG)
★9歳以下女子優勝/大山口陽花(ITM TEAM)
「去年はベスト4だったので、今回は優勝しようと思っていました。自分的にはうまく振れて、うまく動けたと思います。将来目指しているのはグランドスラムに出ることです。それに向けて強くなっていきたいです。好きな選手はマリア・サッカリで、ストロークやサーブのトロフィーポーズがかっこいいなと思っています」
◆11歳以下女子
優勝/松本彩希(グリーンテニスプラザ) 準優勝/平尾萌(奈良国際テニスクラブ)
◆11歳以下男子
優勝/泉勇志(TEAM YONEZAWA名古屋) 準優勝/由藤大翔(チェリーTC)
★11歳以下男子優勝/泉勇志(TEAM YONEZAWA名古屋)
「優勝はこれまで支えてきてくれた人たちのおかげだと思います。試合ではドロップをわかりにくく打ったり、新しいことにもチャレンジできました。たくさん試合をするなかで、前よりボールを取れるようになったり、上から叩けるようになったり、相手にプレッシャーをかけることもできてきたと思います」
◆13歳以下女子
優勝/垣内優芽(志津テニスクラブ) 準優勝/洞谷まや(名古屋ローンテニスクラブ
◆13歳以下男子
優勝/河村恵吾(Team Satellite さくら野火止) 準優勝/中村咲玖
★13歳以下男子優勝/河村恵吾(Team Satellite さくら野火止)
「ヘッドの契約が欲しくて狙っていたので、優勝できてうれしいです。自分から前に入って相手のボールを取ることを意識して戦いました。以前は試合が重なると準決勝あたりでバテていたので、毎日走ったり、この大会で勝てるよう工夫してきました」
◆15歳以下女子
優勝/丸山結衣(REC Waseda Club Tennis Academy) 準優勝/宮下壱那(Papillon)
◆15歳以下男子
優勝/加藤遙真(PROGRESS) 準優勝/市川佑(フミヤエース市川テニスアカデミー)
★15歳以下女子優勝/丸山結衣(REC Waseda Club Tennis Academy)
「第1シードで毎試合緊張しまたしたが、意識している引かないプレーが出せたのはすごく自信になりました。決勝は耐えて結果的にポイントを取り切れてよかったです。昨年は全国につながる大会に病気で出られなかったので、今年は全国選抜や全日本ユースに出て良い成績を残せるようにがんばりたいです。」
【大会概要】
大会名称: Growing 2025 Final
開催日: 2025年1月23日(金)前日練習
2025年1月24日(土)本戦トーナメント、コンソレーション
2025年1月25日(日)本戦トーナメント、コンソレーション
2025年1月26日(月)本戦トーナメント、コンソレーション
会場:小室山市営テニスコート(静岡県伊東市川奈1260)
サーフェス:オムニコート
参加資格:2025年地区大会で出場権を取得した選手/大会本部が推薦する者
試合方法:本戦トーナメント:6ゲーム先取
使用球: HEAD TOUR XT
協賛:HEAD Japan、味の素株式会社、アスリートブランド株式会社、株式会社ジューワー、株式会社ライフターゲット、株式会社TempMachi
後援: 伊東市、Tennis.jp
副賞:各種⽬優勝選手にはHEADとの1年間サポート契約を付与(諸条件あり)
MVP:Growing オーストラリア遠征への補助金200,000円枠を進呈(1名)
構成:Tennis.jp 写真:Growing2025Final

