★グランド・スラム
■Roland Garros 2011, Paris, France (Red Cray)
2日、フランスのパリで行われている4大大会、全仏オープン(クレーコート)の車いす部門、男子シングルスの準決勝で、第1シードで世界ランク1位の国枝慎吾(27歳)が、同2位のSCHEFFERS, Maikel(28歳、オランダ)に、6-3 3-6 6-7(5-7)の逆転で敗れる波乱が起きた。


過去15勝0敗のSCHEFFERSとの対戦。昨年の大会でも初戦で勝利していた相手だったが、この日は、第1セットを先取したものの、追いつかれて臨んだ第3セットはタイブレークに突入。5-6で迎えた国枝のサービスをミニブレークされ試合終了となった。
4大大会のシングルスでは、2006年USオープンの準決勝以来となる5年ぶりの敗戦となった。全仏オープンでは大会5連覇の偉業を狙っていた国枝だったが、かなわなかった。
国枝にとって久し振りとなったクレーコートの試合で、調整不足があったのかもしれない。
なお、第2シードのステファン・ウデ(40歳、フランス)も準決勝で敗れており、車いすテニス部門は波乱の大会となっている。
この後、国枝はフランスの選手と組んだダブルスに、第1シードとして登場する。
※ダブルスは、結果のみ下部に追記しました。
◆関連サイト
ライブスコア(大会公式サイト)
車いすテニスのルール
国枝慎吾ブログ
丸山弘道ブログ(国枝ツアーコーチ)

グランドスラム:全仏オープン2011 車いすテニス

男子シングルス
準決勝

○SCHEFFERS, Maikel(オランダ) 3-6 6-3 7-6(5) ●国枝慎吾[1]

準々決勝

国枝慎吾[1] 6-1 7-6(7-4) ●OLSSON, Stefan(スウェーデン)

男子ダブルス
決勝

国枝慎吾/PEIFER, Nicolas(フランス)[1] vs AMMERLAAN, Robin(オランダ)/OLSSON, Stefan(スウェーデン)

準決勝

国枝慎吾/PEIFER, Nicolas(フランス)[1] 1-6 6-2 [10-7] ●ステファン・ウデ/JEREMIASZ, Michael(フランス)
※カッコ[]内数字はシード順位