よくトイレにあるタオルペーパーホルダー。日本のは一枚一枚重なっているので一枚とれば次の紙と自然と出てくるようになっている。タイのティッシュペーパーもそうだが、そう全部が全部、ご丁寧にそして親切に出来ているわけではない。ごく希である。
いっけん何ともないこのタオルペーパーホルダーだが、とても合理的にできているのがシンガポールらしい。日本だったら肘を使うという発想にもならないだろうし、アイディアを挙げても「お行儀よくありません。」などといってタオルペーパーホルダー会議で却下されるであろう。紙がロール式の物は紙が出ていない場合、自分でぐるぐる巻いて出さなくてはならない。手洗ってすぐにトイレの物も触りたくないので自分からしたら衛生的な部分も嬉しい。という「名を棄てて実を取っている」部分が大変に喜ばしい。
またあるオフィスビルのトイレのタオルペーパーホルダーだが電動式で手をあてれば自動にお一人様分の紙が出るようになっている。がそこのトイレは通路の幅が狭く毎回通る度にセンサーが反応してしまい、お一人様分がトイレをすまして出ると十名様分ととても非経済的になってしまっている時もある。シンガポールこれは見直すべきだ。
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