13歳のゴール 少年たちは それでも夢を見る

今朝、家を出ようと準備しているとNHK,BSで
「13歳のゴール 少年たちは それでも夢を見る?」という放送が始まった。

ナレーションがはじまり、その内容は興味深く、家を出ることができなく最後まで見てしまった。
内容は下記の通り

特集スポーツドキュメント「13歳のゴール 少年たちは それでも夢を見る」

番組内容
中東カタールがワールドカップ開催を前に、世界の13歳の少年から、原石を選ぶ入団テストを実施。貧困からの脱出を願う少年たちの夢と現実を追う。

詳細
世界には、サッカー選手になることだけを夢見て生きている子どもたちがいる。貧困からの脱出を願い、裸足で砂ぼこりの中、ボールを追い続ける。今、中東のカタールが、ワールドカップの自国開催を前に、世界15か国の13歳の子どもたちの中からスーパースターの原石をえりすぐり、育てる計画に取り組んでいる。競争率は1万分の1の狭き門。南米パラグアイでの選考に密着し、少年たちの夢と過酷な現実を見つめる。

NHKより

この放送の中で心に残ったのは、

2次予選の開催地アスンシオンまで行く3,000円の旅費が家族共々なく、親に1次に合格したとは言い出せない。最終的にはその村の人たちが「村の希望」だからといって協力して出してくれた。3,000円の旅費の為に夢を切り開くことができない。そんな世界もあるのだということ。

最終日の練習試合では大雨であったが、
「我々はプロフェッショナルなので雨でも(悪いコンディションでも)試合を予定通り行います」
とコーチが伝える。?

そういえば、高校生のインターハイの時、雨でも試合したな。あれってプロフェッショナルだったんだ?と思い出した。でもテニスって雨でも試合したっけハードコートでも。それはいいとして、

すぐに環境や他のもののせいにしてしまう。また有り難さを忘れてしまい、関係ないことが原因で、自らテニスを出来ない環境に陥れてしまう。
まったくのナンセンスではないだろうか。

個人スポーツであるテニスは、ハングリーさはとても大切だが、極度の貧困をエネルギーとしてのし上がれるスポーツではない。

他のスポーツに比べるとランニングコストもかかり、最初のフィルターで引っかかってしまう。継続していくのはとても難しいし、反対にお金をかけるべきところにはかける必要があるスポーツで、その効果も感じやすい。

なのですべてをテニスに置き換えることは出来ないが、ただしこのような世界があり、人、モノ、環境すべてに対して感謝をする事。チャレンジしたくても出来ない選手は世の中には沢山いるのだという気持ちを改めて心に留めておかなければならない。

生徒、保護者の皆さんには次回の再放送があったときは是非見て欲しい番組です。?


コメント

  1. 赤×白ぱんだ さん : 2013.05.10

    いつも貴重な情報、ありがとうございます。
    気に留めておいて再放送はみるようにします。

    返信

  2. 赤×白ぱんだ さん : 2013.05.10

    センス、なのでしょうね、
    海外に何回行ったとか、外国人の友達が何人いるとか、そういうことではなく。

    日本で上手くやれないなら、
    どこへ行っても上手くはやれない。

    そういえば今、老子が流行ってるらしいです。

    古今東西、人間の心は変わらないということでしょうか。

    返信

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