数年前にキャンプでプロテインを必須持ち物にして大ブーイングされたプロテインについてです。
まずは人はそう簡単にはムキムキにはなれません。「私すぐ筋肉がついてしまうのよねぇ」っていう人は、感覚的なものです。勿論、つきやすい体質の人や以前にトレーニングしていた人(メモリーマッスル)など、人によってつきやすい人もいますが、いわゆる”すぐ”には生理学上つきません。もしかして本当にその”すぐ”つく人は、広背筋や僧帽筋などつきづらい部分まで”すぐ”についてしまう、何か良からぬものを打っている人です。
それはともかく、ではなぜトレーニングをしたあと、プロテインを飲むと筋肉がつくのか?それは継続する手助けをしてくれるからです。継続というのは、肉体的な部分と精神的な部分も含めて両方が継続可能になるからです。
肉体的な部分とは、風邪を引いたり疲労の蓄積から怪我のことを指します。
精神的な部分とは、だるい、集中できない、プッシュできない、今日は休んでしまおうかな、など精神面だけではなく、肉体面からの影響も多く受けます。
そして上記あげたことに対して、プロテインを飲むことによって回避するにあたって大きな助けとなります。その為、継続でき、今まで3日で体調壊して2日休み、またはじめからやり直ししていたのが、5日間連続できたことによって、結果筋肉がついた、テニスのスキルが身についたということになります。
プロテインというのは、どちらかというと毎日add(付け加える)するのではなく、毎日recovery(回復させる)という役割となります。そうですよねsupplement(補う、補助食)と言われているわけですから言葉どおりです。
そしてプロテインはタンパク質なので免疫力を回復させる効果も当然とあります。その視点からとても大切なsupplement(補助食)だと思っています。
僕自身は免疫力を回復させるものだという認識でトレーニング後や激しいスポーツしたあとなどプロテインを摂取しています。明日の自分のために。
さて、今回のキャンプでは20人近い選手が重い症状、軽い症状を含めて継続して練習することができませんでした。頭も身体もかなり追い込んでいるので免疫力の低下は当然であります。食べるにも疲労から胃腸も弱ってくるので、あまり食べられません。しかし食べないとより体力が落ちてきます。このようなスパイラルから体調崩す選手が当然とでてくるのです。
サプリメントに限らず、アイシング、ストレッチなども含めてリカバリーを重要視する必要がもっとあるのではないかと思っています。
つづく