ジュニアテニスは全体的に底上げする時代から次のステージ、その中から突出させる時代へ

 

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昨日は靫、江坂に全日本ジュニアを観戦しに行きました。靫では1,2回戦でもかなりのシード勢の苦戦を強いられている場面を観ました。

プロの世界のように、1,2回戦だから力を温存してたのかもしれませんが、アップセットもありました。全体的にシード、ノーシードのレベルの差がなくなってきている、平均的レベルがかなり上がっていると思います。

理由は明確です。

ラケットやガットの進化、移動、情報のスピード、インターネット、そして何よりもレベルの高い指導者が地元に戻ったり、移住したりと分散され絶対数が増えたからでしょう。

僕は沖縄県のジュニアがインターハイに優勝したことに全く驚きはしません。反対に上記を理由にこれからは金銭的コストや時間的コストなど環境に有利な地域がより力を上げてくるのだと思っています

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別府市にあるクレーコート。何も気構えることなく、普通に友達と自転車で来て、テニスして水まきしてかえる。そして隣には市営の大きなジム施設が。この環境羨ましい。

話はそれてしまいましたが、このエントリーのテーマとして、
これだけ技術生の高いジュニアがそろっているわけだから、どのようにして突出させるか?底上げされた選手を同じような相手とどのようにして戦うか、戦わせるかを考えなくてはなりません。

団体スポーツでは監督の影響はとても大きいです。プロテニス選手もコーチの影響をかなりうける戦いになりました。これからはジュニアも当然となっていくでしょう

そういう視点から観ると、ーー 法則性を持って戦う選手、ーー ディフェンダーを配備している選手、そして何よりもーー 正しい選択をする選手、がまだまだ少なく未完成です。精度としても全体的に低いです。

伸びしろがまだまだあるという意味でも、これからがコーチのブレーン勝負、腕、だけではなく頭の見せどころであると思います。

勝負に絶対はないと思いますが、あの天才達の集まりプレミアリーグでさえ勝率70%を誇れるわけですから法則は必ずあります。

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