ボディビルダーとテニスプレーヤーの共通点を考えてみる

20160126

僕はプロボディビルダーのビデオや本を観るのが好きです。もちろんボディビルダーを目指しているわけでもなければ、あのような身体になりたいとも、もちろんなれるとも思っていません。まず練習量もそこまで到達できませんが、なによりも生理学、栄養学の知識がそこまでたどりついていません。

それはともかく、なぜ好きなのかなと考えてみると、意識することの重要性がテニスと同じであるからです。各筋肉のパーツに意識を持っていき、それが意識できているかできていないかが明確に身体に表れます。

一見、ボディビルダーというマニアック、もしくはそっち系?と勘違いされてしまうような動画ですが、これほど効率の良い教科書もないでしょう。高度な教科書、もしくは良質な参考書といったところでしょうか。

初心者の方でも、ハウツー本で初歩的な基礎を学び、同時にこの極めたプロフェッショナルの人たちのビデオを観ることをお薦めします。最終的に目指すところはここですから。

”目指すところ”というのは、”大きな筋肉にする”ということではなく、”プロセスや仕組み”のことを指しています。いわゆるそれだけ効率性高くトレーニングできるかということを。

フォームや技術、そしてそれらの進歩(昔はこうだったのになぜ今はこうやるのか? )、時間配分やタイミングの取り方、(やってる最中、レスト)そこには何十、何百というプロセスや工夫があり、ひとつひとつが参考になります。

ではテニスはどうでしょう?

縦のスイング、サイドスピンの球種、状況によって変わるポジション、ビックフォアハンド、ボールの軌道、その他もろもろ、

フェデラーだから、ナダルだから、ビーナスだから、など「プロ選手だから使うんだよ」といって特別扱いされて流されてしまいます。

才能がある選手だからといってそこで終わらず、必ずなぜそのショットを打てたのかという背景を考えることこれがとても重要であり、そしてそのような思考になるとまったく取り組む内容が変わってきます。

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