国枝選手は決勝進出を決め、今日は束の間の休息日。とは言っても、精神的にも肉体的にも緊張感のある1日でした。
私はと言いますと、昨夜は何度も起きて少し寝不足気味です。
汚い話ですが、パラリンピック恒例である、朝の目覚めと共に「嗚咽」はいよいよ今日から始まりました。
緊張の具合が非常に高まってきたようです。
さて、国枝選手の今日の練習は、イメージ通りに動けなかったり、ショットの配球がぶれると、普段では考えられないような大声で自分に対する鼓舞をしていました。
この舞台の、計り知れないプレッシャーの中で、敵はステファン・ウデという相手だけではなく、多くの見えない何かと戦っているようです。
ここまできたら、運を天に任せて・・・という考えも一理ありますが、「運」というものは、テニスのポイントを取るのと同じで、待っていても向こうから現れることはありません。
自分から取りに行く人にだけ、運やポイントは味方してくれるのだと思います。
そして、見えることのない壁を乗り越えて、さらに大きく、逞しく、そして強くなって、多くの日本の方々に、勇気と感動を与えてほしいと思います。
最後の大仕事として、日本チーム全員で彼と共に戦っていきます。
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コメント
期待してます!!
国枝選手と一緒に、目に見えない敵と戦い続けてこられた
丸山コーチ。
国枝選手のGET THE GOLD MEDAL おめでとうございます!!