ウインブルドン:あの人は今・・・

”あの人は今”のコーナーを勝手に作ってみました。
まず、ウインブルドンとくればヘンマンでしょう!
ヘンマンは長塚は好きではありませんが、
沢松奈生子ちゃんをはじめ、多くの日本人選手が憧れた選手ですね。

引退した彼は、今回解説でウインブルドンに登場。
選手でもないのに、大会前日の新聞に見開きで大きく出ていました。

読んでみると・・・
いきなり「何故ウインブルドンで勝てなかったのか?」
というキツイ質問からスタート。

ヘンマンは、
「優勝するための魔法の方式はないんだ。
成功した者と、そうでない者の間に明確な理由はないよ。
僕はやれると信じていたし、努力もした。
でも、僕はキーになつ試合、ポイントで多くのミスを犯してしまった。
僕には何故優勝できなかったのか、という答えは出せないよ。」と。

うーん。そっか。

マレーにはチャンスがあるのか?といった質問には、「Yes!」と答えていました。

一番ビックリしたのは、この質問。
彼は娘が3人いるのですが、
娘にもテニスをやらせたいか?自分の後を継がせたいか?という質問に彼は、

「NO!! やらせたくない!
彼女達がやりたいと言ったらサポートはするけど・・・して欲しくない。
僕は、女子のテニスの方が男子より難しいと思っているんだ。
女子は早い年齢からツアーに出なければならないし、
男子の方が転戦するのは簡単。
娘には普通のことをして欲しいんだ。
僕は女子のツアーのことはよく知らないし、
娘には勧めたくない。」

のだそうです!
イギリスでは日本と逆なんですね。
日本では男子の方が、女子よりも大変だとよく言われますよね。
イギリスでは女子の選手は活躍できていないので、
ヘンマンは女子の方が厳しいと感じてるのかも。

ヘンマンと一緒にベッカーも解説をしているのですが、
ちょっと恐ろしいのでベッカーについてはコメントを控えます。
では。


コメント

  1. tarojun さん : 2008.06.30

    「あの人は今」コーナー、面白い!納得しながら読みました。「優勝への方程式はない」という話、何事にも通じるのではないでしょうか。また、子供に自分と同じ仕事をさせたいか、という話もテニスに限らず、その道の難しさ、面白さを知っている一流選手だからこそ、微妙なものがあるんでしょうね。これにも納得です。次はベッカーを期待しています!

    返信

  2. いちご さん : 2008.06.30

    イギリスのエース、ティム ヘンマン。.
    ヘンマニアと呼ばれる人たちが出るほどの人気者、
    そしてティムが出てきてから
    イギリスでのテニス人気がかなり大衆的になったんだよね。
    2002年(だったと思う)、
    アオランギ広場の新しくスクリーンができたところ、
    いつ頃からかヘンマンヒル(ヘンマンの丘)と呼ばれるようになり、
    ティムの試合が中継されていたときには
    「ヘンマン、チャチャチャ(拍手)」
    とものすごい応援が繰り広げられてました。
    確かにウィンブルドン優勝はできなかったけど、
    イギリステニスに与えた影響は誰よりも大きいかも。
    好感度が高い、というのもポイント。
    (結構好きだったのばればれ?)

    ベッカーも怖いと思うけど、
    ジョン マッケンローは?

    返信

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