いよいよ女子決勝ですね!
今朝のロンドンは雨が降っていましたが、今は晴れています。
試合が始まる頃には大丈夫そうです。(?)
予想通りウイリアムス姉妹の対戦となりましたね。
姉妹でウインブルドンの決勝を戦うのは、どんな気持ちなのでしょうか?
私は幼い頃、姉と練習試合をしましたが、
姉の方がやりづらそうでした。
それでも私は姉に勝てませんでしたが・・。
セレナはヴィーナスに決勝では2勝しています。
決勝進出を決めた後のインタビューで、
「土曜日(決勝の日)の朝はどんな風になると思いますか?」
と聞かれたセレナは、
「私はヴィーナスの朝食を全部食べちゃうつもり。彼女には何も食べさせないわ!」と。
あの二人の体格の差はそういうことだったのか・・・。ということではなく、
私が言いたいのは、セレナの方が素直に勝ちたいという気持ちを出しているということ。
一方、ヴィーナスはデメンティアワがウイリアムス姉妹の決勝になったことについて、
「Family decision」と発言したことに鋭く反応していました。
デメンティエワはもしかしたら
「ウイリアムズファミリーの大会になっちゃったって感じね。」
と軽く言っただけかもしれませんが、(本当のところは不明)
ヴィーナスは、
「家族内でどちらが勝つのかを決定するのではないか」
という解釈をして憤慨していました。
私は、セレナとヴィーナスは、お互いにベストを尽くすと思います。
ただ、気持ちの面でどこまで相手に厳しくぶつかることができるかは分かりません。
セレスは「私は試合をするとき、相手を殺すつもりでやる」と言っていたことがあります。
どの選手もこれに近い気持ちでプレーしていると思いますが、
姉妹では、そのような気持ちになるのは難しいでしょうね。
これは誰でも同じでしょうから、彼らを責めることはできません。
とにかく、彼らが素晴らしいアスリートであることは間違いありません。
パワーばかりが目立ちますが、
二人とも基本をきっちりやっていて、
大会期間中の練習も非常にストイックに取り組んでいます。
これまでの戦いでは対戦相手との差がありすぎたので、
まだ彼らの強さを十分に発揮してなかったと感じます。
今日は思う存分、お互いにスーパープレー、スーパーショットを出し合えるでしょうね。
コメント
Family decision と言ってしまったのは
ちょっと誤解を受けやすいと思います。
Family affair といえば、
家族行事、のように聞こえたと思うのですが
(実際、BBCでもFamily affair と言っていましたし)
そこは悪気があったわけではなく、
英語が母国語でないためにおこった
誤解でしょう。
テニスが上手なだけでなく、
記者会見等も母国語以外の言葉で
こなさなければならないなんて、
何事も世界レベルになると、
一芸にも二芸にも秀でていなくてはならないようで
大変ですよね。