6月も終わりですね。
ウインブルドンも2週目に入ってしまいまいした。
去年、自分があの場所に行っていたことが不思議・・・。
Ken’sでの新しいアカデミーをスタートしてまだ3ヶ月目ですが、
今月は去年に引き続き、
私の恩師である小島コーチを沖縄からお呼びして、
セミナーを開きました。
今回のテーマは選手として一番気になると思われる『戦術』。
もちろん、『こうすれば勝てる!』などという魔法の戦術はなく、
『練習の時から”考えて”ボールを打つこと』
が大事だということが、
選手たちも理解できたのではないかと思います。
考えて打っているかどうかは、見れば分かるし、
一緒にラリーをしていれば、その”思い”は伝わってきます。
セミナー後、必死に考えて練習している選手の姿を見て、
『あぁ、小島コーチって、やっぱりすごい!』と、感動しました。
もちろん、まだ『考えが不十分』だったり、
『考えが空回り』している選手もいるので、
ここからは私達の出番だ!という思いです。
今月はこの他に、
初めて早慶戦を体験したり、
ピアノを聴きに行ったり、
昔の仲間とテニスをしたり、
思わぬ場所で芸術品を観たり、
なんだか慌しかったけど、
様々な分野の一流に触れて、
感動が盛りだくさんの一ヶ月でした。
更にウインブルドンが加わって、なんて贅沢なんでしょう。
ウインブルドンを見てると、
ここに出てる選手たちが、一体どれだけの練習をしてきたのかなぁと、
プレーの裏側の努力を想像したり、
ポイント間の表情を見たりして、グッときます。
杉山さんの初戦、セカンド5-2リードのサービスゲームなんか、
本当に苦しそうで。
ダブルフォルトが出て、見てるこっちも苦しくなって・・・
でも、5-4のサーブは素晴らしかった!
あの試合を観て泣かないはずがない。
人間、感動するとパワーが出るって本当ですね。
暑さに負けず、寝不足にも負けず、7月に突入できそうです。