22日、米国のテネシー州メンフィスで開催されている、アメリカ国際インドアテニス選手権。シングルス準々決勝で世界ランク22位で第5シードの錦織圭（23歳）は、第1シードで同12位のマリン・チリッチ（24歳、クロアチア）と対戦し、6-4、6-2で勝利し、準決勝進出を決めた。
試合を通して錦織はビックサーバーのチリッチに12本のサービスエースを決められたが、第1セットでは4度のブレークチャンスの内、2度のブレークに成功し、第2セットでは2度訪れたブレークチャンスを、2度ともブレークに成功し、6-4、6-2のストレートで勝利した。
また錦織は、自身のサービスゲームでは、第1セットに1度だけチリッチにブレークを許したが、第2セットはチリッチに1度もブレークを許さずに奪取した。
準々決勝で第1シードに快勝した錦織は、準決勝で同59位のマリンコ・マトセビック（27歳、オーストラリア）と対戦する。
マトセビックは、1回戦で、同70位の添田豪（28歳）をフルセットの末下し、2回戦では、同21位で第4シードのサム・クエリー（21歳、米国）にフルセットで勝利し、準々決勝でも、同じくフルセットで、同23位で第7シードのアレクサンドル・ドルゴポロフ（23歳、ウクライナ）に勝利し、準決勝まで勝ちあがってきた。
錦織とマトセビックは、今年の開幕戦であるブリスベン国際で対戦しており、その対戦では錦織が、7-5、6-2のストレート勝ちを収めている。
アメリカ国際インドアテニス選手権
男子シングルス
準決勝
錦織圭［5］ vs マリンコ・マトセビック（オーストラリア）
準々決勝
○錦織圭［5］ 7-5 6-2 ●マリン・チリッチ（2クロアチア）
2回戦
錦織圭［5］6-3 6-3 ●ドナルド・ヤング（米国）
1回戦
○錦織圭［5］ 6-4 7-5 ●イリヤ・マーチェンコ（ウクライナ）
○マリンコ・マトセビック（オーストラリア）7-6（4） 6-4 ●添田豪
写真は、アメリカ国際インドアテニス大会で第1シードのマリン・チリッチを下し、4強入りを果たした錦織圭
