13日、テニスのグランドスラムである全豪オープンはオーストラリアのメルボルンで開幕を迎え、女子シングルス1回戦が行われた。日本勢の先鋒として初戦に臨んだクルム伊達公子(43歳)だったが、べリンダ・ベンチッチ(16歳、スイス)に4-6、6-4、3-6のフルセットで敗れ、2年連続となる初戦突破はならなかった。
昨年は3回戦まで進出していたクルム伊達は第1セットを失った後の第2セット、11本のブレークピンチのうち8本を切り抜ける粘りのプレーでベンチッチに試合の流れを渡さず、逆に4度のブレークに成功、試合を振り出しに戻す。
ファイナルセットに入るとベンチッチが一気に攻勢に転じ4度のブレークに成功。クルム伊達も2度のブレークバックに成功したものの逆転することはできず、1時間59分で敗退となった。