4日、男子テニスツアーのマスターズ1000シリーズであるBNPパリバ・オープンはシングルス予選1回戦が行われ、ダニエル太郎(21歳)が予選第21シードのギエルメ・クレザール(21歳、ブラジル)に6-7(6)、6-4、6-2の逆転で勝利、自身初となるマスターズ本戦の舞台に王手をかけた。

お互いに1度ずつのブレークで突入した第1セットのタイブレークを落としたダニエル太郎だったが、第2セットと第3セットでは世界ランク165位のクレザールから2度ずつのブレークを奪い逆転、2時間15分で初戦突破を決めた。

本戦出場がかかる予選決勝で、ダニエルは予選第11シードのアレックス・クズネツォフ(27歳、米国)と対戦する。

ニューヨークで生まれ、現在はスペインでテニスのトレーニングを積んでいるダニエルは、先月行われたツアー大会、ロイヤル・ガード・オープンに予選から出場し、本戦ベスト8に進出する活躍をしていた。

木曜日から始まる本戦には、世界ランク21位に錦織圭(24歳)が第19シードとして出場、1回戦は不戦勝となっており2回戦から登場する。