1月27日、2023年最初のグランドスラム大会、「全豪オープン」第12日目
女子ダブルス準決勝で第10シードの青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業)組が第2シードのC・ガウフ/J・ペグラ組(米国)を6-2、7-6(7)で破り、初めてグランドスラム大会の決勝に進んだ。
グランドスラム大会の女子ダブルスで日本人ペアでの決勝進出は2018年全仏オープンの穂積絵莉、二宮真琴組以来のこと。日本選手同士のペアとして初のグランドスラム大会制覇を目指す。
その女子ダブルス決勝は1月29日15時(日本時間13時)から。対戦相手は昨年のチャンピオン、第1シードのB・クレイチコバ/K・シニアコバ組(チェコ)。二人はペアとして2021年のUSオープン、2022年全豪オープン、ウィンブルドン、USオープンとグランドスラム大会で23連勝。7つ目のグランドスラム大会優勝を目指している強敵だ。
「まだ戦ったことはないので、このペアとはずっとやってみたかった。
相手は強いが、私たちはペアとしてもっといいダブルスのプレーができる。
それを信じて優勝する気持ちで戦いたい」と青山/柴原組は挑戦する。

青山/柴原組 コンビ力発揮
第2セットでは3つのセットポイント凌ぐ

【女子ダブルス準決勝】
◎青山修子/柴原瑛菜 6-2 7-6(7) ●ガウフ/ペグラ


青山柴原組準決勝 ハイライト動画

ペグラは3位、ガウフは7位と二人共にトップ10のシングルスランキングを持っている。
ダブルスでもペグラ6位、ガウフは4位。ペアとしては第2シードになるダブルスでも格上と対戦した。
試合が始まるとコンビの力が勝り、第1セットは日本ペアが6-2でとる。
しかし第2セットにはいると0-3とリードを許す展開に。
挽回し、試合はタイブレークに縺れる。
最初は3-0とリードするが4-6でセットポイントを握られる。
青山がネットで前衛、柴原がベースラインで打つ後衛的な展開が基本的なベースだが、これが逆になってしまう展開でも落ち着いて試合を進め、3つのセットポイントをしのぎ見事ストレート勝利で決勝進出を果たした。

全豪オープン
本戦:1/16 - 1/29 2023
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Match Schedule(オーダー・オブ・プレー)

【女子ダブルス】
優勝賞金 $695,000 (約6500万円)
準優勝 $370,000 (約3500万円)

女子ダブルスドロー
青山修子柴原瑛菜コンビネーション抜群 記者会見でも絶妙 ダブルス優勝賞金は6500万円「何につかおうかな?」

記事:塚越亘/S.Kobayashi/E.Shingae photo W.Tsukagoshi/Canon EOS90D