男子ITFワールドテニスツアーM15『BLUE SIX OPEN』(大阪市/モリタテニスセンターうつぼ)が4月14日〜20日(WEEK1)4月21日〜27日(WEEK2)に開催された。

1週目はファン・ツンハオ(台湾)と望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)が決勝を戦い、ファンが優勝。ダブルスは第1シードの楠原悠介/中川舜祐(伊予銀行)ペアが優勝した。

2週目は、この週から参戦した今井慎太郎(エキスパートパワーシズオカ)が第1シードの高橋悠介(三菱電機)をストレートで破り今季初優勝。昨年東京で行われた「BLUE SIX OPEN WEEK2」以来のITF優勝となった。

ダブルスは河内一真(橋本総業ホールディングス)/徳田廉大(イカイ)ペアが、楠原悠介(伊予銀行)/野口政勝(ONE DROP)ペアを下し優勝した。

主催の内山靖崇 写真:©️BLUE SIX OPEN

この大会は現役プロテニスプレーヤー内山靖崇(積水化学工業)が、「日本の選手たちが国内でポイントを獲得できるように」という思いのもと主催する大会で、世界で戦うファーストステップにあたるカテゴリー(M15)に位置している。

昨年は東京・有明で2週連続で開催し、今年から大阪大会がスタートした。

大会を終えた内山は「たくさんの方に会場に足を運んでいただき、試合を見ていただけたので、充実感を味わっています。私たちが運営する大会は、選手からすごくいい大会だった、いい環境でプレーできた、と言っていただけることが多いので、今後はもっと多くの方に会場に足を運んでいただけるような大会にしていけたら思います」と感想を述べた。

今年は7月にBLUESIXOPEN東京、9月に札幌にてUCHIYAMA CUPを開催する予定だ。

優勝したハン(左)、準優勝の望月(右)写真:©️BLUE SIX OPEN

■WEEK1シングルス決勝
〇ファン・ツンハオ(台湾)7-5 6-3 望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)[5]WC●

優勝の楠原/中川(左)、ファン/ワン(右)写真:©️BLUE SIX OPEN

■WEEK1ダブルス決勝
〇楠原悠介/中川舜祐(伊予銀行)[1] 6-2 6-3 ファン・ツンハオ/ワン・カイイ(台湾)●

優勝の今井(左)準優勝の高橋(右)写真:©️BLUE SIX OPEN

■WEEK2シングルス決勝
〇今井慎太郎(エキスパートパワーシズオカ)[5] 6-3 6-3 高橋悠介(三菱電機)[1]●

徳田(左)/河内(右)写真:©️BLUE SIX OPEN

■WEEK2ダブルス決勝
〇河内一真/徳田廉大(橋本総業HD/イカイ) 6-4 6-4 楠原悠介/野口政勝(伊予銀行/ONE DROP)●

構成:Tennis.jp 写真:©︎BLUE SIX OPEN