今年最後のグランドスラム大会、全米オープンが来週25日より米国、ニューヨークで開幕する。19日、男子シングルス予選1回戦が行われ、グランドスラム予選初出場の西岡良仁 が予選の第5シードのホレイショ・セバリョス(アルゼンチン)を6-4、6-4のストレートで勝利し予選2回戦進出を果たした。

西岡は、ファーストサービスの確率は55%ながら、入った時には74%の確率でポイントを獲得、1本のウィナーとわずか2本のエラーでナダルに勝利した相手でもあるセバリョスを相手に4度のブレークを果たし勝利を収めた。

予選の2回戦では世界ランク185位ながらオーストラリア期待のタナシ・コッキナキス(オーストラリア)と対戦する。全豪オープンではナダルと接戦を演じ、キルギオスと並びK2として話題を集めている。

また守屋宏紀ダニエル太郎も初戦を突破した。

予選第2シードの添田豪内山靖崇は敗退した。

ダニエル太郎 4-6 7-6(7) 6-1 ●アレックス・クズネツォフ(アメリカ)
西岡良仁 6-4 6-4 ●ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)[5]
守屋宏紀 [29] 1-6 7-6(3) 6-2 ●ウラジミール・イニャティック(ベラルーシ)
○アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)6-4 6-4 ●内山靖崇
○オスカル・エルナンデス(スペイン)6-3 6-3 ●添田豪[2]
杉田祐一 [12] vs ティム・プッツ(ドイツ)
伊藤竜馬 [11] vs フランシス・ティアフォー(アメリカ)[WC]

全米オープン 2014 公式サイト

記事:長嶋秀和
写真:濱中益美