米国のカリフォルニア州インディアンウェルズにて開催されているBNPパリバ・オープン。世界ランク5位、錦織圭(25歳、日清食品)は第5シード、2回戦でマーディ・フィッシュ(33歳、米国)とライアン・ハリソン(22歳、米国)の勝者と対戦する。
錦織圭と2回戦で対戦する可能性があるハリソンは、メンフィスで対戦し3-6、6-3、6-4の苦戦を強いられた米国期待の選手、翌週にもベスト4の活躍を果たしている。またアテネ五輪銀メダル、元世界7位のフィッシュも地元の英雄でありタフな戦いが予想される。
勝ち上がると準々決勝で第4シードのアンディ・マリー(27歳、英国)、準決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(27歳、セルビア)と対戦することになるタフなドロー。今季初のマスターズ大会、自身初のマスターズ大会優勝を狙う。伊藤竜馬(26歳、北日本物産)は1回戦でマレク・ジャジリ(チュニジア)と対戦する。
今大会の予選の1回戦では第2シードの添田豪(30歳、GODAIテニスカレッジ)がアレックス・ボルト(22歳、オーストラリア)と対戦し6-4、2-6、2-6で敗退、世界ランク147位、西岡良仁(19歳、ヨネックス)もミーシャ・ズベレフに4-6、3-6、同ランク219位、ダニエル太郎(22歳)はミハイル・ベレー(34歳、ドイツ)と対戦し4-6、2-6で敗退した。
また女子ではクルム伊達公子、土居美咲、青山修子、日比万葉が出場したが全員が予選1回戦で敗退した。本戦には奈良くるみが出場する。
記事:長嶋秀和