オーストラリアのメルボルンで開催されているグランドスラム大会の初戦、全豪オープン(ハードコート)が開幕。18日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク7位の錦織圭(26歳、日清食品)は同ランク34位のフィリップ・コールシュライバー(32歳、ドイツ)と対戦し6-4、6-3、6-3のストレートで勝利し2回戦進出を果たした。

第1セット、83%の確率でファーストサービスを入れてくるコールシュライバーに対し、第10ゲームで錦織はこの試合初のブレークチャンスを活かして第1セットを先取、第2、3セットでは序盤でブレークし勝利を掴んだ。

試合後、錦織は「いい形で勝利出来て興奮している。3セットで勝利を収めることが出来て良かった。身体の調子も良いし、テニスも良い準備が出来て臨めました。」とコメントしている。

今大会ノーシード選手としては世界ランク最高位のコールシュライバーは、2009年の全仏オープンで第4シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)に6-4、6-4、6-4 で勝利、昨年も8月にオーストリアのキッツビュールで開催されるATPワールドツアーで優勝を果たしている強豪。

錦織圭は、2回戦でオースティン・クライチェク(米国)と3回戦進出をかけて対戦する。

記事:長嶋秀和