11月11日 ATPツアーの下部大会、兵庫ノアチャレンジャー2017
マクラクラン勉/内山靖崇組が第4シードのネドゥチェジヤン(インド)/ルンカット(インドネシア)組を4-6, 6-3, [10-8]で破り優勝した。
内山靖崇/マクラクラン勉組は、今年9月のデ杯ブラジル戦で初めてペアを組みデビュー。
続く10月の楽天ジャパン・オープンでは今年のUSオープンダブルス優勝ペアなどを破り優勝している。
今大会でも第1シード、第3シード、第4シードと格上のペアを次々と破っての優勝だ。
シングルスでは33歳の添田豪、19歳の綿貫陽介が8強になったが、残念ながら二人共に準決勝進出はならなかった。
添田、綿貫は13日(月)からは豊田市でのチャレンジャー大会に出場する。
そのシングルス本戦のドローができた。豊田シングルス・ドロー
ダニエル太郎、伊藤竜馬、高橋悠介ら出場。
綿貫陽介はダブルス優勝の内山靖崇と1回戦で対戦する。
入場料¥1000 中高¥500
楽天ジャパンオープンに続きノア・チャレンジャー優勝
内山靖崇、マクラクラン勉共に1992年生まれの25歳。
マクラクラン勉のダブルス・ランキングは78位、内山靖崇のダブルス・ランキングは141位だ。日本人プレーヤーATPダブルス・ランキング
二人のランキングではまだシードされず、今大会では1回戦でいきなり第1シードと対戦と言う厳しいドローだった。
しかしその第1シードの豪州ペアを破ると、
準々決勝で吉備雄也/ 大西賢組、
準決勝では第3シード、2015年に優勝しているタイのデ杯ペア、ラティワタナ兄弟をストレートで破り決勝に進出した。
決勝では第4シードのインド/インドネシアのペアと対戦した。
第1セット
4-4まで両チームともにサービスキープ。
第9ゲーム、デュースに持ち込まれ、ディサイデング・ポイントを落とす。
そのワンダウンで第1セットは4-6。
第2セット
第6ゲーム、相手のダブルフォルトなどで、ブレーク。
そのままリードを保ち、6-3、第2セットを取り返す。
勝敗は10ポイント先取のスーパータイブレークに持ち込まれた!
先にミニブレークを許してしまい、先行されたが、最後は接戦をものにして10-8の僅差。
1時間24分の激戦、楽天ジャパン・オープンに続き今季2勝目をあげた。
予選突破の綿貫陽介準々決勝惜敗
綿貫陽介は準々決勝で韓国の19歳、189位のSOON WOO KWONと対戦した。
第1セット、
30-40と綿貫は2度目のセットポイントを握る。
ネットについたクォンにアングルショット、クォンはそれをネットに。
7-5で綿貫が第1セットを取る。
第2セット、
綿貫は第3、第5ゲームも落とし、1-4
一つブレーク・バックし2-4とするが、第9ゲームも落とし、3-6で落とす。
ファイナル・セット、
最初のゲームをブレークする綿貫。
しかし続くゲームを落とす1-1
ブレーク・チャンスがあったが、クォンがキープ 1-2
綿貫、15-40から、長いラリー戦を制したり、ネットプレーで得点するなど、4ポイント連取でキープ、2-2。
第5ゲーム、4回のデュース、フォアのクロスパスを決め、3回目のブレーク・チャンスを生かし、ついにブレーク、3-2。
しかしまた落とす3-3。
綿貫、第10ゲームをどうにかキープする。5-5。
綿貫のサーブ、5-6、30-0から30-30。
ドロップ・ショットを決められ、30-40のマッチポイント
綿貫、9回目のショットをダウン・ザ・ラインに打つが、そのショットはネット。
残念ながら敗退してしまった。
ATP/KOBEチャレンジャー
<<準々決勝>>
〇S.KWON(KOR) 57 63 75 ●Q]綿貫陽介
〇C.HEMERY(FRA) 64 63 ●8]J.MILLMAN
〇S.ROBERT(FRA) 75 63 ●7]添田豪
〇6]A.SANTILLAN(AUS) 63 62 ●A.BOLT(AUS)
ドローnet版
シングルス&ダブルス・ドローPDF
綿貫陽介、福田創楽予選突破
予選ドロー
オーダー・オブ・プレー
ATP日本人ランキング
11月13日からは豊田で男女共催大会
これもグランドスラム大会入りを目指す大切な大会だ。
記事:塚越亘/塚越景子 写真:ノアインドアステージ