2月17日 ニューヨーク・ オープン
錦織圭(日清食品)は第1シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)、に1-6, 6-3, 6-7 (4)のフルセットで敗れ、惜しくも決勝進出を逃がした。
残念ながら負けてしまったが、錦織圭の元気でプレーする姿を見ることができたのは嬉しいことだ。
錦織 決勝進出逃すが元気にプレー
準決勝の対戦相手は第1シードのケビン・アンダーソン。31歳のベテラン。
2メートル3センチの長身を活かしたビッグサーバー。昨年のUSオープンではナダルに敗れたが準優勝者している。
世界ランキングは11位だが、この大会に優勝すると初の世界トップ9入りする。
二人の対戦成績は錦織の5勝1敗だったが。
第1セット
錦織、第2ゲーム、ダブルフォルトやフォアのミスなどでサーブを落とす。
第4ゲームもキープできず、0-5。
第2セット
最初のゲーム、15-40とピンチだったが、デュースに。
12回のラリーを制し、キープする。1-0。
第2ゲームで15-40とブレーク・チャンスを掴むがブレークできない。
第4ゲームも15-40とブレーク・チャンス、
アンダーソンのミスにより初めてブレーク!3-1。
5-3、セットポイント二つあったがデュースに。
縺れるがキープ、6-3で第2セットを取り返す。
ファイナル・セット
第7ゲームで錦織はブレーク・チャンスをつかむが。
タイブレークに
21回のラリーからドロップ・ショットを決め1-1。
パッシングショットを決め3-1とミニ・ブレーク、先行したが。
アンダーソンも粘り強くプレー、4-4、
そして4-5とリードを許す。
4-6のマッチポイント、ラリー戦が続くが、錦織のバックがネットしてしまい、4-7で敗れた。
昨年2月のアルゼンチン・オープン(ATP250)以来1年ぶりのツアー決勝進出とは残念ながらならなかったが、手首も気にせずに最後まで戦い抜いた。次に期待しよう。
錦織圭、次の大会は2月26日よりアカプルコ・オープン
ATP500 Acapulco OPEN
期間:2/26-3/03,2018
会場:Acapulco Princess Mundo Imperial
<<決勝>>
〇1]K.Anderson 46 63 76(1) ●2]S.Querrey
<<準決勝>>
〇1]K.Anderson 61 36 76(4) ●5]錦織圭
〇2]S.Querrey 67(5) 75 63 ●4]A.Mannarino
<<準々決勝>>
〇1]K.Anderson 63 57 64 ●F.Tiafoe
〇5]錦織圭 46 63 61 ●R.Albot
〇4]A.Mannarino 75 26 63 ●M-Maceiras
〇2]S.Querrey 76(5) 76(4) ●I.Karlovic
<<2回戦>>
〇1]K.Anderson 36 64 76(5) ●Q]E.Escobedo
〇F.Tiafoe 64 36 60 ●D.Sela
〇R.Albot 76(5) 36 63 ●J.Isner
〇5]錦織圭 62 64 ●E.Donskoy
〇M-Maceiras 75 76(5) ●J.Chardy
〇4]A.Mannarino 67(5) 75 41ret. ●P.Gojowczyk
〇I.Karlovic 64 64 ●R.Harrison
〇2]S.Querrey 64 63 ●M.Youzhny
シングルスドロー
ATP250NEW YORK OPEN
期間:2/12-2/18,2018
会場:Nassau Veterans Memorial Coliseum
時差:NY現地時刻(時差-14時間)
オーダー・オブ・プレー
シングルスドロー
マクラクラン勉/ウーゴ・ニス(フランス)組 8強入り!
ダブルスドロー
ダニエル太郎 予選チャレンジしたが
予選ドロー
今年1月、ツアー下部大会のニューポートビーチ・チャレンジャーでツアー復帰するが、1回戦負け。
しかし翌週のダラス・チャレンジャーで復帰後初優勝を飾った。
錦織のATPツアー復帰は8月のATP1000カナダオープン2回戦対モンフィス(フランス)以来、
昨日の1回勝利はATPツアーでは、昨年8月のATP500シティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC)以来のこと。
記事:塚越亘/塚越景子 写真佐藤ひろし/TennisJapan