2月16日 ニューヨーク・ オープン
錦織圭(日清食品)の準々決勝が行われ、錦織は91位のR・アルボット(モルドバ)に4-6、6-3、6-1と逆転勝ち、4強を決めた。

「4強になれて嬉しい。
相手の調子が良く、タフなスタートだったが、第2セットからもっとベースラインの内側から打つようにし、リズムも良くなった」と錦織。

準決勝は第1シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)、31歳と対戦する。
二人の対戦成績は錦織の5勝1敗

錦織苦戦するが、しっかりと4強

R・アルボットは、今大会第3シードだった地元J・イスナー(アメリカ)を7-6(5), 3-6, 6-3フルセットで破り準々決勝に進出してきている。

第1セット

第5ゲームで先にブレークするものの、ブレーク・バックされる。
が第7ゲームもブレークし4-3とリード。

「(アルボットは)ストロークが良く、しつこいプレーヤー・・・・」と警戒していたが、
ここから3ゲーム連続で失い。4-6で落とす。

第2セット

アルボットのプレーが良く、サービスキープに苦労するが。
第5ゲームでブレークに成功、3-2とリード。

錦織、第8ゲームをラブでキープし5-3。

第9ゲーム、アルボットのミスでセットポイントを掴む。
するとアルボットはダブルフォルト。第2セットを取り返す。

ファイナル・セット

錦織、第4ゲーム、ラリー戦を制し、先にブレーク。
1-1からは5ゲーム連取で勝利。

4強決めた錦織圭

ATP250NYオープン

<<準決勝>>
5]錦織圭 vs 1]K.Anderson
2]S.Querrey vs 4]A.Mannarino

<<準々決勝>>
〇1]K.Anderson 63 57 64 ●F.Tiafoe
〇5]錦織圭 46 63 61 ●R.Albot
〇4]A.Mannarino 75 26 63 ●M-Maceiras
〇2]S.Querrey 76(5) 76(4) ●I.Karlovic

<<2回戦>>
〇1]K.Anderson 36 64 76(5) ●Q]E.Escobedo
〇F.Tiafoe 64 36 60 ●D.Sela
〇R.Albot 76(5) 36 63 ●J.Isner
〇5]錦織圭 62 64 ●E.Donskoy

〇M-Maceiras 75 76(5) ●J.Chardy
〇4]A.Mannarino 67(5) 75 41ret. ●P.Gojowczyk
〇I.Karlovic 64 64 ●R.Harrison
〇2]S.Querrey 64 63 ●M.Youzhny
シングルスドロー

ニューヨーク・ オープン
ATP250NEW YORK OPEN
期間:2/12-2/18,2018
会場:Nassau Veterans Memorial Coliseum
時差:NY現地時刻(時差-14時間)
オーダー・オブ・プレー
シングルスドロー
マクラクラン勉/ウーゴ・ニス(フランス)組 8強入り!
ダブルスドロー
ダニエル太郎 予選チャレンジしたが
予選ドロー
錦織、昨年8月、ATP1000シンシナティでの練習中に右手首を痛めツアーから離れる。
今年1月、ツアー下部大会のニューポートビーチ・チャレンジャーでツアー復帰するが、1回戦負け。
しかし翌週のダラス・チャレンジャーで復帰後初優勝を飾った。

錦織のATPツアー復帰は8月のATP1000カナダオープン2回戦対モンフィス(フランス)以来、
昨日の1回勝利はATPツアーでは、昨年8月のATP500シティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC)以来のこと。

粘っこいプレーヤーに苦戦するがしっかりと勝利

記事:塚越亘/塚越景子 写真佐藤ひろし/TennisJapan