アメリカ、サウスカロライナ州で行われているボルボ・女子オープン(WTAプレミア)
大坂なおみ(日清食品)がL・シゲムンド(ドイツ)を6-3, 7-6 (8)のストレートで破り、16強になった。
コート上でのインタビューでは
「勝てて嬉しいけど、自分のプレーには満足していない。」と大坂。
第2セットでは先にブレークするものの、第10、第12ゲームでセットポイントを握られてしまったテニスに不満足そうだった。
準々決勝入りをかけて、第5シードのJ・ゲルゲス(ドイツ)と対戦する。
「(大坂とは昨年の)ウィンブルドンで練習した。
良いサーブもあるし、ストロークもパワーがある。
インディアンウェルズにも優勝しているし、自信もついている。
私の方がランキングは上だが、チャレンジャーとして臨みたい。」と13位のゲルゲス。
挑戦される立場へとかわりつつある大坂なおみだ。
大坂なおみ セットポイントをセーブ
大坂、L・シゲムンド(ドイツ)には昨年5月、クレーのイタリアンオープン1回戦で2-6,4-6 とストレートで敗れている。
第2セットでは第1ゲームを先にブレーク、第3ゲームもブレーク・チャンスがあったが、
第8ゲームをブレーク・バックされ4-4。
逆に第10では30-40、第12ゲームでもセットポイントを握られる展開に。
タイブレークでも3-0とリードだったが5-5に追いつかれ、大接戦にもつれながらも10-8で取る。
5月27日から始まるフレンチ・オープンにむけて、クレーでのプレーに磨きをかけている大坂なおみだ。
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記事:塚越亘/塚越景子 写真:ボルボ・女子オープン