■ニッケ全日本テニス選手権85th
東京都の有明テニスの森公園テニスコート(ハードコート)で開催されている第85回ニッケ全日本テニス選手権、大会4日目となった11月2日は男子シングルス2回戦のトップハーフ8試合が行われ、いよいよシード勢が登場。第1シードの伊藤竜馬(22歳)は、今年の学生チャンピオン・伊藤潤(21歳、早稲田大学)を、6-3 7-6(3) のストレートで下し好発進した。


初優勝を狙う伊藤は、3回戦では第15シードの関口周一(19歳)と対戦する。両者は今シーズン一度対戦があり、その時は関口がフルセットの末に勝利を収めている。
この日は、インカレ王者の伊藤を始め4人の大学選手が登場、実力あるシード選手に挑戦したが、残念ながら全員が敗れた。
そしてこの日唯一のシードダウンは、第14シードの權伍喜(32歳)。期待の若手、内山靖崇(18歳)に 3-6 6-3 5-7 のフルセットの末に敗れた。勝った内山は、3回戦では、全日本3度の優勝を誇る第5シードの鈴木貴男(34歳)と対戦する。両者はダブルスでもペアを組み、準々決勝進出を決めている。
この日行われたダブルスの2回戦では、第1シードの岩見亮(32歳)/近藤大生(27歳)組を筆頭に、第4シードまでの上位シード勢が勝ち上がり8強が出揃った。
大会5日目となる11月3日は、シングルスのボトムハーフ2回戦8試合他が行われる予定で、第2シードの杉田祐一(22歳)、第4シードの近藤大生らが初戦を迎える。
日本テニスの聖地、有明テニスの森で開催されている当大会。コロシアムの最前列まで、木曜日までは無料で観戦できる。是非会場に足を運び、日本選手達の熱き戦いを観戦して頂きたい。
ライブスコア⇒こちら(大会公式サイト)

全日本テニス選手権

男子シングルス
3回戦

【トップハーフ】
伊藤竜馬[1] vs 関口周一[15]
仁木拓人[12] vs 井藤祐一[7]