■ニッケ全日本テニス選手権85th
東京都の有明テニスの森公園テニスコート(ハードコート)で開催されている第85回ニッケ全日本テニス選手権、大会5日目となった11月3日は女子シングルス3回戦8試合が行われ、第1シードの土居美咲(19歳)が第13シードで2006年の全日本覇者、高雄恵利加(28歳)に、第1セットを先取されながらも逆転に成功し、5-7 6-2 6-2 で勝利した。
また期待の若手、石津幸恵(18歳)は、今年のインカレ(大学生)チャンピオンの桑田寛子(19歳、早稲田大学)に 6-3 3-6 4-6 の逆転負けを喫した。
第2シードで過去に2度の全日本準優勝の実績を持つ米村知子(28歳)は、第14シードの瀬間詠里花(21歳)を 6-4 7-5 で下し、悲願の初優勝に向け準々決勝進出を決めた。
その他では、第3シードの不田涼子(24歳)が若手の伊藤夕季(17歳)を 6-1 6-1 で、第4シードの藤原里華(29歳)は第15シードの前川綾香(28歳)を 6-1 6-0 で下し、準々決勝進出を決めた。
大会6日目となる4日は、女子シングルス準々決勝が行われる。注目は姉の米村知子と、妹の米村明子(26歳)の姉妹対決。両者の対戦成績では7勝2敗で姉の知子が勝ち越している。また今大会、台風の目となっている今年のインカレ(大学生)チャンピオンの桑田は、第4シードの藤原と対戦する。
日本テニスの聖地、有明テニスの森で開催されている当大会。コロシアムの最前列まで、本日木曜日までは無料で観戦できる。是非会場に足を運び、日本選手達の熱き戦いを観戦して頂きたい。
ライブスコア⇒こちら(大会公式サイト)
全日本テニス選手権
女子シングルス
準々決勝
【トップハーフ】
土居美咲[1] vs 青山修子[12]
不田涼子[3] vs 浜村夏美[6]
【ボトムハーフ】
桑田寛子(WC) vs 藤原里華[4]
米村明子[8] vs 米村知子[2]
3回戦
【トップハーフ】
○土居美咲[1] 5-7 6-2 6-2 ●高雄恵利加[13]
○青山修子[12] 6-2 6-0 ●岡田上千晶[5]