米カリフォルニア州で行われているBNPパリバ・オープンに出場している世界トップ女子選手達が、東北関東大震災に見舞われた日本に向けてコメントを語った。WTA(世界女子テニスツアー)のWEBサイトでは、クルム伊達公子(40歳)らのコメントを掲載している。
チェルノブイリ復興を支援する国連開発計画(UNDP)の親善大使でもあり、多数の来日経験があるマリア・シャラポワ(23歳、ロシア)や、森田あゆみ(21歳)らも、その悲痛な胸の内を語った。
コメント内容
クルム伊達公子
マネージャーから災害のことを聞いたのは、プレーヤーズパーティーの後でした。その後、ホテルに戻って、テレビを見たとき、本当にショックを受けました。
母は被災地ではない場所に住んでいますが、私は、母が無事かを確認するために電話をしました。また、家族からのメールで、家族は元気であること、私の兄は列車が止まり交通も大渋滞になったため、オフィスに泊まったことを知りました。本当にひどい状況です。心よりのお悔み(文脈上、「ご冥福とお見舞い」という意味を含みます。)を申し上げます。
私はまだ非常にショックです。これ以上の災害が起きないことを願っています。
普段、あまりテレビを見ませんし、インターネットもしませんが、今は違います。
森田あゆみ
私は、昨夜テレビでニュースを見ました。心よりのお悔み(文脈上、「ご冥福とお見舞い」という意味を含みます。)を申し上げます。被災地の皆さまが元気で安全であること、早く復興に向かうことを願っています。
エレナ・ヤンコビッチ
想像もできないことです。何が起きているかを整理できません。どう言ってよいのかわかりませんが、どうにか援助が届くようにと心より願っています。私達は、世界中からの援助が始まることを望んでいます。
マリア・シャラポワ
あり得ないこと、対処しようのないことで、誰もこんなことが起きるなんて信じられません。気持ちをしっかり持って、人生の展望を持てるようにしてください。
日本にはたくさんの素敵な思い出があります。若い時に私のツアーは日本から始まりました。そしてその思い出は、私にとってかけがえのないものです。
だから、日本の文化や人々に今何が起きているのかを知り、本当に悲しいです。
アナ・イバノビッチ
日本で起きたことは、本当に悲しいことです。これは防ぎようのないようなことです。とにかく、日本の復興を願っています。私達ができることは、喜んでさせていただきたいと思っています。
キャロライン・ウォズニアッキ
日本で起きたことは本当に悲しく思っています。私は何か行動を起こしたいと強く思っています。
被災にあわれた方々(、亡くなられた方々)、そのご家族の皆様のことを思っております(ご冥福をお祈りし、お見舞い申し上げます)。
テレビで見る限り全てを失うような災害だと分かります。私ができる、どのようなことでも助けになれたらと思います。まずは何ができるかを探してみます。
引用:WTAのWEBサイトより
翻訳:諸事情によりネイティブチェックを行えておりません。意訳部分の解釈の多少の違いにつきましては、ご理解をいただけましたら幸いです。
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