★男子テニス・フューチャーズ大会
■JAPAN F5 2011 軽井沢フューチャーズトーナメント
11日、長野県北佐久郡軽井沢町で開催されている軽井沢フューチャーズ(クレーコート、賞金総額1万ドル)のシングルス決勝が行われ、第7シードの江原弘泰(19歳)が、第3シードの三橋淳(22歳)を、7-6(7-5) 3-6 7-6(7-2)のフルセットで下し優勝を飾った。
決勝はフルセットに及ぶ大接戦となった。江原がとった2つのセットは、いずれも6-6からのタイブレークを制してのものだった。19歳の江原はフューチャーズ大会、初めての決勝進出で初優勝を飾った。
グランドスラム大会を頂点にする世界ツアー。このフューチャーズ大会は、ツアーの最下部に位置する登竜門的な大会となる。選手はここでポイントを稼ぎ、出場大会のグレードを上げていき世界トップを目指す。
最近では、今大会に第8シードで出場していた内山靖崇(18歳)が、昨年の4月に17歳で筑波フューチャーズを優勝している。
現在世界ツアーで活躍する錦織圭(21歳)は、16歳の時にフューチャーズ大会で優勝している。その後、チャレンジャー大会へとステップアップ、そのチャレンジャー大会で通算5度優勝、その後の世界ツアー参戦に繋げている。
江原の現在の世界ランクは715位、今回の優勝でランキングポイント18を獲得、500位台に順位を上げる見込み。この優勝をステップに、更に上位を目指す。
江原の次戦は、13日から始まる柏フューチャーズ(ハードコート、賞金総額1万ドル)を予定している。
また、この日行われたダブルス決勝では、第1シードのLEE, Hsin-Han(23歳、台湾)/佐藤文平(25歳)組が、第3シードの三橋/内山組を、6-4 5-7 [12-10]と、最終セット10ポイント先取のマッチタイブレークで下し優勝を飾った。
◆関連サイト
男子ツアー(ATP)の仕組み
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筑波フューチャーズ最終日 17歳の内山靖崇が関口周一を破り初優勝
フューチャーズ:$10,000 Japan F5 Futures 2011
シングルス
決勝
○江原弘泰[7] 7-6(5) 3-6 7-6(2) ●三橋淳[3]
準決勝
○三橋淳[3] 7-5 7-6(3) ●内山靖崇[8]
○江原弘泰[7] 3-6 6-0 6-1 ●小ノ澤新[2]
準々決勝
【トップハーフ】
○内山靖崇[8] 6-4 6-2 ●松尾友貴
○三橋淳[3] 6-3 3-6 6-4 ●仁木拓人[6]
【ボトムハーフ】
○江原弘泰[7] 6-3 6-7(6) 6-4 ●LEE, Hsin-Han(台湾)[4]
○小ノ澤新[2] 7-5 6-4 ●佐藤文平
2回戦
【トップハーフ】
○松尾友貴 6-7(9) 7-6(3) 6-3 ●守屋宏紀[1]
○内山靖崇[8] 6-2 6-4 ●近藤大基(WC)
○三橋淳[3] 6-3 7-6(1) ●畠中将人
○仁木拓人[6] 1-6 6-2 6-0 ●奥大賢
【ボトムハーフ】
○江原弘泰[7] 3-6 7-5 6-2 ●FITZPATRICK, Andrew(英国)
○LEE, Hsin-Han(台湾)[4] 3-6 6-4 6-3 ●吉備雄也(Q)
○佐藤文平 6-4 4-6 6-3 ●関口周一[5]
○小ノ澤新[2] 6-0 6-3 ●喜多文明
1回戦
【トップハーフ】
○守屋宏紀[1] 6-1 6-4 ●藤井信太
○松尾友貴 7-6(5) 6-2 ●長尾克己(Q)
○近藤大基(WC) 6-3 6-3 ●志賀正人(WC)
○内山靖崇[8] 6-0 6-1 ●MATSUBARA, Daniel(ブラジル)
○三橋淳[3] 4-6 7-5 6-2 ●長谷川祐一(Q)
○畠中将人 6-2 6-2 ●矢野洋(LL)
○奥大賢 6-4 3-6 7-5 ●加藤大地(Q)
○仁木拓人[6] 6-3 6-1 ●竹島駿朗(WC)
【ボトムハーフ】
○江原弘泰[7] 6-3 6-2 ●MCLACHLAN, Riki(ニュージーランド)(Q)
○FITZPATRICK, Andrew(英国) 6-0 3-6 7-5 ●渡邉輝史
○吉備雄也(Q) 6-4 7-6(5) ●鈴木大介(Q)
○LEE, Hsin-Han(台湾)[4] 6-3 6-2 ●喜多元明(Q)
○関口周一[5] 6-3 6-1 ●宮崎靖雄
○佐藤文平 6-4 7-6(1) ●小野田賢(Q)
○喜多文明 6-2 1-6 6-3 ●久松亮太
○小ノ澤新[2] 6-0 6-2 ●菊池玄吾(WC)
シングルス予選
予選決勝
○小野田賢 [1] 1-6 6-1 6-4 ●LIN, Yi-Lun(台湾)
○MCLACHLAN, Riki(ニュージーランド) 7-6(2) 6-4 ●斉藤秀
○吉備雄也 6-1 6-4 ●岸僚太
○長尾克己(WC) 6-4 6-3 ●大友優馬
○鈴木大介(WC) 7-6(7) 6-2 ●小野陽平(WC)
○加藤大地 6-4 6-4 ●矢野洋
○長谷川祐一 6-2 6-2 ●内海章紀
○喜多元明 6-3 6-2 ●渡邉泰行
ダブルス
決勝
○LEE, Hsin-Han(台湾)/佐藤文平[1] 6-4 5-7 [12-10] ●三橋淳/内山靖崇[3]
準決勝
○LEE, Hsin-Han(台湾)/佐藤文平[1] 6-4 6-3 ●畠中将人/松尾友貴
○三橋淳/内山靖崇[3] 6-1 6-3 ●守屋宏紀/小ノ澤新[2]
準々決勝
○LEE, Hsin-Han(台湾)/佐藤文平[1] 6-1 7-6(3) ●菊池玄吾/渡邉輝史
○畠中将人/松尾友貴 6-1 6-1 ●喜多文明/仁木拓人[4]
○三橋淳/内山靖崇[3] 6-1 6-4 ●比嘉明人/宮崎靖雄
○守屋宏紀/小ノ澤新[2] 6-1 6-2 ●江原弘泰/関口周一
1回戦
○LEE, Hsin-Han(台湾)/佐藤文平[1] 6-4 6-2 ●藤井信太/小野田賢
○菊池玄吾/渡邉輝史 6-3 6-1 ●喜多元明/近藤大基
○喜多文明/仁木拓人[4] 6-3 6-1 ●長尾克己/奥大賢
○畠中将人/松尾友貴 6-4 6-4 ●長谷川祐一/加藤大地(WC)
○比嘉明人/宮崎靖雄 4-6 6-3 [10-8] ●FITZPATRICK, Andrew(英国)/MCLACHLAN, Riki(ニュージーランド)
○三橋淳/内山靖崇[3] 6-3 6-1 ●井上善文/志賀正人
○江原弘泰/関口周一 6-3 5-7 [10-7] ●LIN, Yi-Lun(台湾)/MATSUBARA, Daniel(ブラジル)
○守屋宏紀/小ノ澤新[2] 7-6(3) 6-2 ●久松亮太/竹島駿朗
※カッコ[ ]内数字はシード順位、Q:予選通過者、WC:主催者推薦出場、SE:予選免除、LL:予選敗者からの繰上