男子テニスの国別対抗戦、デビスカップのアジア・オセアニアゾーン・グループⅠの2回戦、日本対ウズベキスタン戦が、兵庫県三木市のブルボンビーンズドーム(室内ハードコート)で、7月8日から3日間の日程で開催される。


開催に先立って7日、組み合わせ抽選会が実施され、対戦カードが決まった。
日本は世界ランク50位の錦織圭(21歳)をエースに、同111位の伊藤竜馬(23歳)がシングルスに出場。ダブルスは、錦織/添田豪(26歳)組の布陣で臨む。対するウズベキスタンは、エースが同68位のデニス・イストミン(24歳) 、No2シングルスには同294位のファリヒ・ドゥストフ(25歳)が出場する。
イストミンは188cmの長身で、2010年には39位までランキングを上げている強豪。イストミンを日本が倒すことができるか、大きなポイントとなる。錦織も伊藤もイストミンとは初対戦になる。
日本は昨年、同じ2回戦で、レイトン・ヒューイット率いるオーストラリアに0-5で敗れている。 1985年以来となる、ワールドグループ復帰に向けて負けられない一戦となる。
試合は5セットマッチで行われ、先に3勝を挙げた国が、世界の強豪16カ国から構成されるワールドグループとの入替戦に進む。
登録メンバーは以下の通り。 ( )内順位はシングルス世界ランキング。
◆日本
錦織圭(21歳、50位)
伊藤竜馬(23歳、111位)
添田豪(26歳、131位)
近藤大生(28歳、411位)
◆ウズベキスタン
デニス・イストミン(24歳、 68位)
ファリヒ・ドゥストフ(25歳、294位)
ムラド・イノヤトフ(26歳、582位)
サルバル・イクラモフ(26歳、952位)
ITFの国別ランキングは、ウズベキスタンが21位、日本は26位となっており、両国のこれまでの対戦成績はウズベキスタンが2勝1敗でリード 、2009年には錦織を欠いた布陣で日本が2-3で敗れている。
日本は1回戦でフィリピンを、ウズベキスタンはニュージーランドを下している。
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デビスカップ2日目 日本3敗目を喫し、ワールドグループへの夢破れる 対オーストラリア (2010年)

デビスカップ2011・アジア/オセアニアゾーン・グループⅠ 2回戦

日本 vs ウズベキスタン

7月8日(金) 午前11時開始

シングルス1  伊藤竜馬 vs デニス・イストミン
シングルス2  錦織圭 vs ファリヒ・ドゥストフ

7月9日(土) 午後1時開始

ダブルス  錦織圭添田豪 vs デニス・イストミン/ムラド・イノヤトフ

7月10日(日) 午前11時開始

シングルス1  錦織圭 vs デニス・イストミン
シングルス2  伊藤竜馬 vs ファリヒ・ドゥストフ
※対戦相手は、デビスカップの規定により、変更になる場合もあります。