9日、男子テニスの国別対抗戦、デビスカップのアジア・オセアニアゾーン・グループⅠの2回戦、日本対ウズベキスタン戦の2日目が、兵庫県三木市のブルボンビーンズドーム(室内ハードコート)で行われ、日本はダブルスで錦織圭(21歳)/添田豪(26歳)組が勝利を収め、2勝1敗とワールドグループへのプレーオフ(入替戦)進出に王手をかけた。


デビスカップ初のダブルス出場となった錦織。勝負の行方を左右する一戦は添田と組み、デニス・イストミン(24歳)/ムラド・イノヤトフ(26歳)組と対戦、第1、第2セットは先にリードを奪われたが逆転で奪うと、結局、7-5 7-6(7-5) 7-5のセットカウント3-0で、日本に大きな勝利をもたらした。
2勝1敗と王手をかけた日本、最終日のシングルス2試合で、1勝を挙げれば日本の勝利が決まる。
明日の第1試合は、両国のエース、世界ランク50位の錦織と、同68位のイストミンが対戦する。両者は初対戦となる。第2試合は、初日にイストミンに敗れた伊藤竜馬(23歳)が、ファリヒ・ドゥストフ(25歳)と対戦する。
日本は勝てば、世界の強豪16カ国から構成されるワールドグループのプレーオフ(入替戦)に進み、1985年以来となるワールドグループへの復帰を狙う。
◆関連サイト
スコア速報(日本テニス協会)
登録メンバーは以下の通り。( )内順位はシングルス世界ランキング。
◆日本
錦織圭(21歳、50位)
伊藤竜馬(23歳、111位)
添田豪(26歳、131位)
近藤大生(28歳、411位)
◆ウズベキスタン
デニス・イストミン(24歳、 68位)
ファリヒ・ドゥストフ(25歳、294位)
ムラド・イノヤトフ(26歳、582位)
サルバル・イクラモフ(26歳、952位)

デビスカップ2011・アジア/オセアニアゾーン・グループⅠ 2回戦

日本 2-1 ウズベキスタン

7月8日(金)

シングルス1  ●伊藤竜馬 4-6 4-6 4-6 ○デニス・イストミン
シングルス2  ○錦織圭 6-7(3) 6-3 6-1 リタイア ●ファリヒ・ドゥストフ

7月9日(土)

ダブルス  ○錦織圭添田豪 7-5 7-6(5) 7-5 ●デニス・イストミン/ムラド・イノヤトフ

7月10日(日) 午前11時開始

シングルス1  錦織圭 vs デニス・イストミン
シングルス2  伊藤竜馬 vs ファリヒ・ドゥストフ
※対戦相手は、デビスカップの規定により、変更になる場合もあります。