1985年以来、27年ぶりのワールドグループ復帰をかけたデビスカップのインド戦。
初日は、杉田祐一選手、錦織圭選手が揃ってストレートセットで勝利し、ワールドグループに大手をかけたようですね。デビスカップといえば、2006年にタイで行われた1戦で声を枯らして応援をしたのが思い出されます。
上の動画にあるように錦織選手はご存知の方が多いでしょうが、杉田選手に関してはテニスをされていない方は名前を聞いたことがないかもしれません。
私が、杉田選手のプレーを初めて見たのは昨年の全日本選手権の初優勝の後の、ITFフューチャーズタイランドでした。バックハンドでラケットフェースを上に向けて、ラケットを上手くインサイドアウトに使い、とても安定したショットを打っていたのが非常に印象的でした。短いスイングでボールにスピンとペースを上手く付けていること、簡単にミスをせずに相手にリスクを負わせるようなプレーをしていたこと、少しでもチャンスがあればコートの中に入ってフォアハンドで効果的なオフェンスのショットと相手を後方に追いやるようなヘビースピンを打つ等、アカデミーのジュニアには是非参考にして欲しいプレーをしていました。
昨年はPTT Thailand Openに出場されているので、タイにお住まいの方はデ杯で大活躍中の杉田選手の試合を今年見る機会があるかもしれませんね。
さて9月24日からタイで行われるATP250シリーズのPTT Thailand Open。トップシードはAndy Murray選手、Robin Soderling選手、Gael Monfils選手、Gilles Simon選手が参戦予定です。また、私が1度こちらのブログで紹介したDimitrov選手も選手リストに名前が載っていました。昨年はナダル選手の初出場に沸きましたが、今年は誰が優勝するのでしょう。非常に楽しみになってきました。
こちらの動画はDimitrov選手とWawrinka選手の試合なのですが、なかなか見る事の出来ない選手の真後ろから撮った角度なので、ボールの軌道や跳ね方が分かりやすく、とても面白いです。ラットショットでボールが外に逃げていく様子は必見ですよ。興味のある方はぜひ。