ジョコビッチから学ぶジュニア時代に身につけておきたい戦術(1)(50の戦術より)は、ドロップショット。
試合の中でも多々使われているようになったドロップショットですが、どのタイミングで、どのように使えばいいのかということは意外と知られていません。ドロップショットを打ったはいいが、全く意味のないショットで簡単にパッシングショットを打たれたという経験はないでしょうか。
今回はそのドロップショットのパターンのその1です。
さて動画の2つのポイントに注目して下さい。(①0分24秒と②7分48秒)
回り込みフォアハンドインサイドアウトからのフォアハンド逆クロスドロップショット
②は相手の甘いフォアハンドダウンザラインをバックハンドでタイミングを早めて鋭角にクロスに打った所からのフォアハンド回り込みドロップショット。
相手は重心とは逆の方向にドロップショットを打たれているので、完全にバランスを崩し反応が遅れています。
5分26秒のポイントは、そのバリエーションでドロップショットをストレートへ。アドバンテージサイドで逆クロスを待っている相手の完全に逆をついています。
注目するべき点は、ボールを打つまでドロップショットだと全く相手に分からない様にしている所です。
形だけを真似るのではなく、なぜそこでこのショットを選択するのかということをきちんと理解した上でドロップショットを使う必要があります。
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