アメリカ Bradentonより

フロリダのBradentonは非常に過ごしやすい気候です。
昨日は、バンコクー成田ーヒューストンータンパ、とフライトだけで20時間。乗り継ぎ時間も含めると丸1日以上かけて、試合の行われるアメリカのフロリダに移動してきました。
成田空港では16歳以下ジュニアデビスカップ監督の岩本功さんと久しぶりにお会いしました。
岩本監督も同じく3大会に出場する為に6名のチームを引率されています。そのチームの1名は何と、5年前に私がバンコクで指導していた女の子でした。今回参加することは聞いていましたが、久しぶりの再会を非常に嬉しく思います。
指導していた選手とテニスの現場で再会し、頑張っている姿を見る事ができることこそが私の1番の喜びかもしれません。　

さて今回の遠征は12歳以下のNo1を目指すだけではなく、来年から出場することの出来るITFジュニアトーナメントにおいて14歳までに世界レベルで戦うことができるように、このレベルの中でプレーの質が高いテニスを行っていくことも課題として考えています。
具体的にいくつか上げると、ストロークの打点は基本的に胸の高さでヒットし、相手を左右、前後に動かすこと。ボールを打つタイミング、スピード、回転に変化を与えて相手のタイミングを外しバランスを崩すこと。
単純なことですがこういった内容をきちんと身につけることが必要です。

特にディフェンスからオフェンスに切り替わった時のボールへの素早い判断、相手のグッドショットの時にボールのペースを意図的に落とす戦術と、アグレッシブにディフェンスする両方は、この3週間で集中して練習に取り組んできました。

今日は時差ぼけの影響もあるので、あせらずゆっくりと体を動かし、26日から始まるトーナメントに向けて調整をする予定です。