シングルス本戦2R 3-6, 6-2, 6-0 Sebastian Guillermo Rodriguez Sanchez(PER)
ファーストセットは相手が常にボールをコート深くにコントロールしてきたことで、レオが焦り、攻め急ぎから多くのミスを犯しセットを取られます。
セカンドセットからは、ボールをコートの中にコントロールしてはいたものの、ボールがコート中央に集まり効果的なボールとはならず、2-2までは我慢の展開。
ラケットも思い切って振り切ることが出来なく、メンタル的にも苦しい状態でした。
しかし、2-2でのアドバンテージが行き来するゲームを取ると、そこからはウインドミルで相手のバックハンドサイドに高く、逃げるボールを集め、オープンコートに決めるというシンプルな形でポイントを取りはじめ、一気に形成が逆転し、そこからは10ゲーム連取で試合を決めました。
しっかりと安定したストロークを打つ相手に対して、あまりにも早い展開でポイントを終わらせようとしたことで非常に苦しい試合になりました。
ラケットを振り切れない状態から活路を見出し、その戦術を貫いて得たこの勝利は、彼にとって大きな1勝となったことでしょう。
ダブルスは良いプレーをしていましたが、残念ながら韓国のペアに5-8で敗退です。
レオのパートナーである中国の選手がかなりのミスをしたことでプレッシャーが常にかかる、とても難しい状況の試合でした。
明日のシングルス本戦3Rは第12シードのUSAの選手と朝の8時スタートとなりました。
寒い1日となるという予報ですので、防寒の用意だけはしっかりして行って来ます。
(上記写真右の、コートに飾られているパネルです。蒼々たるメンバーの中に、錦織選手の名前があります。)
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