「左を制する者は世界を制する」というボクシングの格言がありますが、テニスではバックハンドの精度がそれに匹敵するものではないかと思います。
強力なサーブ、1本で決めることが出来、多様な展開力が可能なフォアハンドは、堅実なバックハンドクロスによって、よりショットの有効性が増します。
(その為にフェイスアップバックハンドが重要になります。)
こちらの動画のマレー選手や、錦織選手、ジョコッビ選手は、相手のオフェンスをきっちりと跳ね返し、簡単にフォアハンドで攻めさせないバックハンドクロスコート(スライスも含めて)。そして、相手のボールが甘いとき、又は相手がバックの高い所にボールをコントロールして一息つきたい所をコートの中に入って攻撃的なダウンザラインと鋭角なクロスコートを、高い精度で打つ事が出来ます。
最強の矛であるサーブやフォアハンドを磨くことと同時に、最強の盾になるバックハンドに時間を掛ける割合を増やすことが大切ではないでしょうか。
Advertisements
コメント
坂井コーチ
大いに納得しました。
左手を制する者はナダルでしょ。
んっん、失礼マッケンローでしょう。
濱浦コーチ
濱浦コーチにそういって頂けると非常に嬉しいです。
有り難うございます。
酒井
英樹さん
左利きで世界を制した選手。マッケンローやナダルのようにスター選手になる感じがありますね。私は女子で左利きは更に大きなアドバンテージになると考えています。
もしも、もしも、娘さんがテニスをする場合は、左利きでいかがでしょう?酒井おじさんが、優しく指導します。