リードを広げること

タイのITFジュニア終了後は、アカデミーのレッスンに力を入れていました。
今月は、プレイヤーズクラスの松田康希が、グレード5のDonnay-Solinco-ATTA tourのU12で優勝、U14で3位、今週はグレード4のタイローカルトーナメント(SINGHA & YONEX)のU12で準優勝しました。
今回のトーナメントでは、これまで6回対戦して敗れていた、今大会第1シードのタイの選手にQFでリベンジを果たし、決勝まで進出しましたが、残念ながら惜敗。
グレード4トーナメントでの初優勝は次回に持ち越しです。
先月は、同じくプレイヤーズクラスのPalmが、グレード4のトーナメントで準優勝と、3位に入っています。
日頃の積み重ねが、結果として少しずつ表れてきているように感じます。

私たちのアカデミーのプレイヤーズクラスの生徒は、12歳以下の選手が今はメインです。
彼らが、レッスン中に出来る限り自分で考えてプレ?を選択する事が出来るよう、尚かつ自ら課題を少しずつクリアーしていくようなレッスンになるように心がけています。

また、練習中も実際の試合に近い状況(緊張感)で毎ポイントプレーが出来るようにするにはどうしたら良いかと考え、2ポイント連続で先取しなくてはいけない(又は先取されない)ポイント練習を、様々なシチュエーションで取り組むようにしています。
ITFジュニアでも難しさを感じた「リードを広げる」ということを、練習の中から意識することが目的です。(追いつくは比較的出来ます。)

シチュエーションは色々なものがありますので、コーチがクリエイティブに考えて頂ければと思います。
ちなみに私達が今取り組んでいるのは、サーブの後の3球目攻撃(又はグッドリターンへの対処)
、相手のセカンドサーブへのリターン、そしてコースを隠して打つフォアハンドからの2本連続ポイントの練習です。

先月末から、タイのパタヤで行われていたWomen’s ITF Pro Circuitに参戦していた、中野佑美プロ宮﨑優実プロがプレイヤーズの練習に参加してくれました。
2人の姿に目を輝かせながら、皆頑張っていたと思います。
中野プロ、宮﨑プロ有り難うございました。是非またいらして下さい。


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