バックハンドクロスからのポジショニング

バックハンドクロスコートの重要性はこのブログで何度か書いています。
技術的には動画のCilic選手、錦織選手のバックハンドクロスのように、ラケット面の角度とインパクトでボールをクロスへコントロール出来るようにしたいです。体の向きを変えてクロスにコントロールする選手(グリップが厚い場合が多い)は、サイドアウトや、ボールがセンターに集まってしまいます。

さて、良いバックハンドクロスコートを打てた場合のポジショニングですが、そこまでコートの真ん中に戻る必要は無く、次のボールをフォアハンドで打つ為の準備をすることが出来ます。球出しで真ん中に戻る練習を沢山やっているので、戻らなくてはいけないという認識をしている人もいるかもしれませんが、戻りすぎると逆にチャンスを逃してしまいます。
その逆で、バックハンドクロスが甘い場合は、相手からのダウンザラインを常にケアしなくてはいけないので、常にコートの中央近くまで戻らなくてはいけなくなります。

自分が打ったボールに対して選手がどのようなポジショニングをしているかということも、動画を見る上で注目するポイントです。


コメント

  1. 濱浦貴光 さん : 2012.09.21

    試合後にボブさんと話した時に
    「今日のテーマは圭のリズムにさせない事」
    マリンがいつもより仕掛けが早いのが
    良く分かる動画ですね。

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  2. 酒井亮太 さん : 2012.09.21

    濱浦さん
    また違った視点で見る事が出来ました。
    有り難うございます。

    返信

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