錦織圭選手から学ぶ


錦織選手は上海オープンの1Rも順調に勝ったようですね。素晴らしいです。
次はアメリカのQUERREY選手とですから、かなり面白い試合になることでしょうね。

さて、今回の楽天オープンでファイナルセットを戦った試合で、Robredo選手とRaonic選手との試合はファイナルセットがいずれも6-0。
試合を全て見たわけではないので、はっきりとは断言できませんが、ファイナルセットで2選手の体力とプレーがダウンしてしまった所を、錦織選手が一気にギアを上げたか、それとも安定して同じプレーを続けていったのではないでしょうか。
上記、下記の動画を見ていても分かりますが、ポイントを取るにしろ、取られるにしても、相手は左右、上下、前後にかなり動かされています。これが相手にボディーブローのようにダメージを与えていっているのでしょう。あれだけしっかりと構えられ、コースを隠されてボールをコントロールされると、対戦相手は普段以上に体力を消耗するでしょうね。

ファーストセットで相手に圧倒されてしまうと、気持ちがダウンして、そのまま負けてしまう選手を見る事が多々あります。相手にダメージを与え続けることで、ゲーム終盤で相手を上回る事が出来るチャンスもあるわけですから、終止ファイトし続けることが大切です。
ただし、こういった姿勢は練習の中で、養われていく部分だと思いますので、選手がどれだけ自分をプッシュし、最後の一本まで追い込むことが出来るかということが鍵となると思います。選手、そしてコーチもですね。



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