昨日行われた上海マスターズの決勝戦、Murry vs Djokovic。
完全にMurryの勝利かと思われた、セカンドセットのサービングフォーザマッチ30-0からの、上記動画のポイントをきっかけに、Djokovicが息を吹き返し、5本のマッチポイントを凌いでファイナルセットで勝ちきりました。
最初から最後まで試合を見ていましたが、ファーストセットはお互いにサービスをキープすることが出来ずにフラストレーションが相当溜まっていました。(でもラケットを折るのだけはいけませんね。)
セカンドセットからはお互いに持ち味を活かした、息の詰まるようなグラウンドストロークの応酬。タイブレークでは、マッチポイントとセットポイントが行き来した中で、2人とも臆する事無く、大切なポイント程積極的にプレーをしていました。これは流石トップ選手だと思わざるを得ない内容でした。
大切なポイントでどんなプレーを選択出来るのか。(しっかりとラケットを振れるのか。)強い選手になるのは大切な事でしょうね。
ファイナルセットは予想通りの展開。
Murry選手ですが、試合の前半からあれだけポイント毎に感情を露にしていては、最後には憔悴しきってしまうのではないかと私は感じていましたが、その通りになってしまいました。
感情のコントロールは、トップ選手でも大切な要素ではないかと、改めて考えさせられました。
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