Warm up & Cool downについて

私達のプレイヤーズクラスのジュニア選手を見ているとWarm upには時間を掛けるのですが、Cool downはささっと数分で済ませてしまう選手が多いです。
方法はキャンプ等で学んでいるので知っているのですが、必要性をきちんと理解していない事が理由の1つとして挙げられるので、改善していく必要があると感じています。
すぐには効果が出ないかもしれませんが、継続する事で数ヶ月後に大きな差となって表れることでしょう。
プレイヤーズクラスの選手は、下記の文を読んで、Warm up & Cool downについて是非確認して下さい。

(ウイダーストレングス&コンディショニング エクササイズバイブル 著者 ウイダートレーニングラボより一部引用)
「運動や試合中にパフォーマンスを発揮する上で、精神的、身体的な準備としてウォームアップは非常に重要な役割を果たす。また一方で、運動終了後には疲労から早期に回復する為に、クールダウンが行われる。こうしたウォームアップ、クールダウンの場面でしばしば用いられるのがストレッチングである。
 その手法は様々だが、代表的なものとして、ひとつはスタティック(静的)ストレッチングがある。これは反動をつけずにゆっくり行い、最終姿勢を10?30秒間(ウォーミングアップは10?15秒、クールダウンは20?30秒を目安に実施する)ほど保持する方法である。この手法は習得が簡単で、なおかつ筋の損傷を引き起こす可能性が低いことから、効果的に関節可動域を改善する事が出来る。
 この手法を運動前に実施することで関節可動域が広がる。また運動後5?10分以内にクールダウンとして行えば、筋温を上昇させ可動域を広げることができ、さらには筋疲労回復にも効果的である。
 もうひとつが、ダイナミック(動的)ストレッチングである。低強度の有酸素運動およびスタティックストレッチングの後に行うウォームアップのエクササイズとして、理想的な手法である。実際の競技や運動に類似した動作で行うのが特徴で、動的柔軟性の向上を見込めると同時に、体温上昇の促進、パワーやパフォーマンスの向上にもつながる。」

ストレッチを毎日の歯磨きのように、当たり前に行っていきましょう。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。全て必須項目となります。