全豪オープン2014の本戦2回戦の勝利後、奈良くるみ選手のコーチである、原田夏希コーチから下記の様なメッセージを頂きました。
「いやらしい相手だった。次は(3回戦のヤンコビッチ戦に対して)この前より厳しい試合になるだろうけど今は誰が相手でも良い試合は当たり前で勝つチャンスもつくれる自信があるよ」と。
「その自信の根拠は何ですか?」と質問した所、下記の答えを頂きました。
・練習と試合のギャップがなくなってきたから。
・練習でも集中力を高く、課題を明確にし、クオリティ高く保ててるから。
・本人も上記の自覚があって、試合でも同じことの繰り返しが出来、戦術的にも幅広く考えられて慌てなくなってる。
本戦3回戦、残念ながら奈良選手はヤンコビッチ選手に、4-6, 5-7でで惜敗しましたが、素晴らしい試合だったと、バンコクにトランジットされた夏希コーチに聞いています。
また奈良選手は、今大会決して「調子は良くなかった」と教えてくれました。
その中でも、勝利しているのは、上記の事が理由の1つである事は間違いないのではないでしょうか。
さて、「練習と試合のギャップがなくなってきたから」とありますが、指導している選手のこの練習と試合のギャップ(差)を感じるコーチの方は大変多いと思います。私も、そのひとりで、その差をどう埋めるか、日々考えています。
次回はどのようにして、その差を埋める様に取り組んでいく必要があるかを考えてみます。
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